ここから本文です

人事は見ている! 「研修の受け方」でわかる出世しやすい人

3/14(木) 6:21配信

NIKKEI STYLE

年度末が近づいてくると、評価者研修が行われたり、あるいは駆け込みでの管理職研修が行われたりします。実はそのような研修の一部で、人事評価がされていることをご存知でしょうか。もしあなたが今後集合研修を受けるとしたら、そこでどういう行動をすれば評価されやすくなるのかをお教えしましょう。

【転職に向かない人の8つの人柄】比較グラフはこちら

■集合型研修は実は評価の場になっていることがある

企業研修を受け持つ業界ではわりと常識的なのですが、集合型研修が評価の場になっていることがあります。

もちろん多くの受講生は薄々わかってはいるのでしょう。「自分はわかっている」というアピールをしてくる人も決して少なくはないからです。

講師の問いかけに対して積極的に手を挙げて答えてくれる人は、こちらとしてもありがたいかぎりです。

グループディスカッションが盛んになるのもよいですね。ホワイトボードの前に率先して立つ人の印象がよくなりやすいのは、新人採用の時と同様です。

クラス全体の前でのプレゼンも見せ場です。ちょっとした笑いもとりながら、論理的かつ分かりやすく説明できれば一気に評価は高まります。

ただ、これらの場面での評価について「盛り上がったかどうか」で評価されているわけではないということに気を付けておいたほうがよいかもしれません。

ビジネスというのは役割を適切に配分して、組織として結果をだすことを目指すものです。積極的で、コミュニケーション力があって、プレゼンテーションが上手、という人が常に求められるわけではないのです。そしてそもそも、積極性やコミュニケーション力、プレゼンテーション力、の理解が、評価する側とされる側とで違っているかもしれない、ということを意識してみてください。

では「受講姿勢」「グループディスカッション」「プレゼンテーション」の3つの項目で、どのような基準で評価がされているのかを示してみましょう。

■受講姿勢に意味はあるのか

数カ月前に「『机にペットボトル』で話を聞く学生は落とす」という衝撃的なタイトルで話題になった記事がありました(※参考記事「ペットボトルで就活が失敗も~大学の日常を引きずる怖さとは」は記事下の【関連記事】からお読みいただけます)。社長が会社説明しているときにペットボトルでお茶を飲んでいた学生を落とせ、と指示をしたとかしないとか。

この記事を書かれたジャーナリストの方の見解では、大学の授業ですらペットボトルでお茶を飲んでいるから、その癖が抜けないんだろう、ということでした。

一昔前なら、企業研修の場でも、講師が話している際には両手を膝に置くか、あるいはメモを開いて常にペンを走らせなければいけない、という場面もありました。そんな状況でペットボトルのお茶なんて、そりゃ問題外となるでしょう。

けれども研修の場で受講生を評価しようとする企業で、ペットボトルがどうとか、メモがどうとか、という受講姿勢を評価する仕組みはほとんどありません。なぜなら研修の目的は「マナーの良い人を探す」ことでも、「マナーを正す」ことでもないからです。集まって講師やテキストや周囲の人たちから学び、今よりも成長していただくために研修をするのです(もちろんマナー研修を除きます)。

企業研修においてはむしろ、コーヒー飲み放題+チョコレートを用意する、くらいのほうが研修効果が出やすい、という意見もあります。

大学院レベルでも、たとえば私が登壇しているグロービス経営大学院では、お茶どころかお菓子を食べながら受講しても良いようになっています。そもそも大学院内に置き菓子サービスがありますしね。このあたりも、時代の変化ではないでしょうか。

1/3ページ

最終更新:3/14(木) 11:22
NIKKEI STYLE

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ライフスタイルに知的な刺激を。
生活情報から仕事、家計管理まで幅広く掲載
トレンド情報や役立つノウハウも提供します
幅広い読者の知的関心にこたえます。

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事