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【ボンネットマスコット、ドアバイザー、背面タイヤ…】絶滅危惧装備の現状と行方

3/15(金) 9:00配信

ベストカーWeb

 かつて一世を風靡したものでも時代に合わなければ淘汰される。クルマは実用性と趣味性の両面を持っているため、淘汰される数も多ければ、淘汰されるスピードも速い。

 日本のクルマ史において、いろいろな装備、オプション、機能部品などが登場しては消えていく、を繰り返しているが、ここで取り上げる6種類の『絶滅危惧種』はどうなるのか?

文:永田恵一/写真:Nissan、Honda、Rolls-Royce、平野 学

かつては大人気だったものも消滅の危機

 平成の元号の終わりが間近となっているなか、流行り廃りや時代の流れ、変化により「しばらく前までよく目にしたのにそういえば最近見ること、使うことがめっきり減った」というものや言葉は多いが、このようなケースはクルマではもっと顕著だ。

 かつての例を挙げればカセットデッキ、CDチェンジャー、リアトレイの上に置くスピーカー、オンダッシュのカーナビ、後付けのカップホルダー、アフターパーツのハンドルへの交換、クルマに付いてくる車載工具などが思い浮かぶ。

 ここでは絶滅危惧種に指定されそうなくらい見なくなったクルマの装備品にスポットを当て、該当する装備品の現状や今後の展望を含め考察していく。

★ボンネットマスコット

 セダン系のベンツのスリーポインテッドスターやジャガーのリーピングキャットといったボンネットの中央に付く立体的なマスコットは日本車でも高級車に採用例があったが、最近見ることがめっきり減った。

 ボンネットマスコットはクルマの先端、中央を把握するためにも使える便利な装備だったのになくなってしまった理由を考えると、突起物になることは可倒になるなどの法規を満たせば問題ないので、大きな理由ではないだろう。

 ではなぜか見なくなったのかというと、空力性能を追求している現代のクルマには空気の流れを乱しそうなボンネットマスコットさえも付けたくないというのが大きな理由に感じる。

 現在ベンツではEクラスの上級グレードやSクラス、ロールスロイスに装着されているのを考えると、今後はユーザーの希望が多い伝統ある高級車に限って現状維持に近い形で装着され続けるのではないだろうか。

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最終更新:3/15(金) 12:45
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