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【Japan Data】江戸期以前の天守が現存する12の城 : 重要文化財編

3/15(金) 11:56配信

nippon.com

日本にはかつて、大小含め2万5000以上もの城があったといわれる。城は居住の場所であり、政治の拠点であり、戦の攻守の要であり、権力の象徴でもあり、城を中心として町が栄えた。しかし、江戸時代の一国一城令、明治時代の廃城令によって多くの城は取り壊され、わずかに残った城も、太平洋戦争中の空襲で焼け落ちるなどしてほとんどが失われた。

現在は全国に約200の城があるが、観光資源として戦後に再建されたものも多く、江戸時代以前からの天守が現存しているのはわずか12城。このうち5城は国宝、7城は重要文化財に指定されている。重要文化財7城を紹介する

桜の名所・弘前城

弘前藩(現在の青森県の西側)を治めた津軽氏の居城で、現存12天守の中では最北にある。天守が残る弘前公園は、かつての城郭にあたる。公園内には300本以上の樹齢100年を越すソメイヨシノや、シダレザクラの巨木があり、桜の名所としても知られる。

■弘前城プロフィール
・場所 : 青森県弘前市下白銀町1(弘前公園内)
・アクセス : JR弘前駅から徒歩30分、タクシー10分
・現存天守完成時期 : 1810年 
・見学費用 : 弘前公園の本丸入場料として大人310円 / 子ども100円
・弘前公園ウェブサイト

日本最古の天守閣を持つ丸岡城(別名 霞ヶ城)

戦国時代、一向一揆の備えとして織田信長の命により家臣・柴田勝家の甥が築いた。城主の権威を示すため、大きさや優美さを競った江戸時代の城と異なり、敵に対する備えを重視した戦国時代の古城。1948年の福井大震災で天守は崩壊したが、当時の建材をそのまま使って、修復・保存されている。

■丸岡城プロフィール
・場所 : 福井県坂井市丸岡町霞町1-59
・アクセス : JR福井駅からバス35分、「丸岡城」下車 
・入場料 : 大人450円/小中学生150円(丸岡城と歴史民俗資料館との共通入場券)

難攻不落とうたわれた山城・備中松山城

標高430メートルの臥牛山頂上付近に位置し、現存天守の中では最も高い場所にある。登城坂の周囲は、高さ10メートル以上の巨大で切り立った岩壁がそびえ、かつては“難攻不落の城”として名をとどろかせた。鎌倉時代に築かれた城を起源とし、現存の天守は1683年に修築されたもの。

9月下旬~4月上旬の早朝は臥牛山付近に雲海が発生しやすく、展望台から臨む「雲海に浮かぶ備中松山城」は幻想的。

■備中松山城プロフィール
・場所 : 岡山県高梁市内山下1
・JR高梁駅から乗合タクシー又はふもとの駐車場からシャトルバス利用で山の中腹まで。その先は20分程度の山道を徒歩で上る。
・入城料 大人300円 / 小・中学生150円

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最終更新:3/15(金) 11:56
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