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女子美術大学付属中学 偏差値38でも2年連続応募者増のなぜ

3/16(土) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 中入生と高入生の扱いも、女子美では高1の最初から混合クラス。「学習効率が悪い」という声も出ない。ギスギスした保護者がいないのである。

 同じものを好きなもの同士、どこか同じ匂いがするので、人間関係で問題が生じたこともない。作品制作を通じて別々が当たり前と思っているので、女子同士の難しい人間関係もない。

 何より「わが子を伸び伸びと過ごさせたい」という保護者がいて、「そうした方に選んでいただけているようだ」という学校の話が象徴するように、ひたすらわが子に期待をかける価値観とは異なる保護者がいるという証だ。

 われわれはつい、「中学受験は“期待値”で学校選びする世界」と一色に捉えがちだが、保護者のほうがわが子のことをきちんと見つめ、それゆえの多様化も進んでいるようである。

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最終更新:3/16(土) 7:00
NEWS ポストセブン

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