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鎌倉の人気店も参加する市民のための”社員”食堂。

3/16(土) 12:00配信

Casa BRUTUS.com

鎌倉で働く人なら誰もが利用できる社員食堂が話題。運営元の〈面白法人カヤック〉に思いを聞いた。

ゲーム開発や広告制作などを手がける〈面白法人カヤック〉が食堂を開いた。きっかけは、昨年秋の拠点新設だったという。横浜から鎌倉へ、社員約200人の大移動。だが、人気観光地の鎌倉では昼時になると多くの店が混雑してしまい、ランチ難民になってしまう。それなら気軽に利用できる社員食堂を作ろうと計画がスタート。調べてみると、鎌倉市内は小規模な企業が多く、社員食堂を持つ会社は少ないこともわかった。利用条件を“鎌倉で働く人全員”へググッと広げて、地元の人たちが集える場にすることに。

料理を担当するのは、鎌倉のカフェやレストラン、そしてこの町で活動する料理人たち。彼らが週替わりで登場し、〈まちの社員食堂〉のための特別メニューを提供する。広報の渡辺裕子さんは「〈井上蒲鉾店〉や〈鉢の木〉などの有名店や、菓子研究家・いがらしろみさんなど顔ぶれも豪華です。店を持たない料理家さんが登場した時は『じゃあ今度、出張料理をお願い』とお客さんが本人に声をかけていたりしていて、面白いつながりが生まれています」と言う。

営業は朝、昼、夜の3つの時間帯。出勤前に朝ごはんを食べたり、仕事帰りにふらりと立ち寄ったり。1日3食すべてをここで食べる人もいて、日々お客さん同士の出会いが育まれている。

「いらっしゃるのは個人事業主から市役所の職員、観光協会、商工会議所で働く方などさまざま。普段なかなか接点がない人たちがここで顔見知りになって、イベントを企画したり、新しいビジネスへと発展することもあるようです」

鎌倉で働く人を応援するために生まれた食堂は、町を盛り上げるきっかけ作りも果たしている。

photo_Shin-ichi Yokoyama text_Mariko Uramoto

最終更新:3/18(月) 14:02
Casa BRUTUS.com

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