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混迷のレオパレス修繕現場 「日給7500円」で職人は不足

3/17(日) 16:00配信

NEWS ポストセブン

 防火壁が存在しない、壁が耐火基準を満たしていない、そんな不安だらけの施工不良物件の修復工事である。Uさんのいうように「簡単な作業」とはいえ、安価に集められた素人たちが施す工事で、本当に「安心して住める物件」に生まれ変わるのか? Uさんの言うことを信じネットで検索すると、確かにレオパレス物件の修繕工事に関わる作業員募集の求人がヒットした。

「今話題のレオパレスのお仕事です」
「誰にでもできる簡単なお仕事です」

 これは、とあるネット上の地元密着型掲示板上に実際に、掲載されていたアルバイト募集の文言だ。レオパレスといえば、連日、その名前をニュースで連呼されているので確かに話題ではあるのが、一般的には「不祥事企業」として認知されているはず。一方で、求人告知は見た人が働きたくなるようなポジティブな文言を載せるものだ。だから、この募集をかけていた建設会社は「話題のレオパレス」と書いたのかもしれないが、冗談にしても悪趣味すぎる。

 別の求人では、やはり「女性でも大丈夫」という文言とともに、都道府県が定める最低時給で募集していた。やはりこれでは「安心安全」なレオパレス物件、と言う風にはどうしても思えない。

 修繕工事現場で実際に起きていることについて、東京都下に本店を置く、レオパレス社の二次請け工務店の代表の男性が次のように明かす。

「うちは二次請けですが、一次請けからの丸投げですので、レオパレス物件の建築に関しては基礎づくりから屋根を被せるところまで、それこそ水まわりや電機系以外の全ての工事をやっていました。去年の6月ごろから、一次請け会社から不備がある物件の修繕工事のオファーがあり今もその仕事ばかり。ニュースを見ていなかったので、レオパレスが大変なことになっていると知らなかったんです」(工務店代表)

 ご存知の通り、今年に入ってからはテレビ東京の報道が端緒となり、レオパレスは連日の炎上状態。報道も広がり新聞などもこの騒動を取り上げたことで、忙しすぎてニュースすら確認できなかった工務店代表も、やっと知ることとなったのである。

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最終更新:3/17(日) 20:41
NEWS ポストセブン

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