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【60年代の国産スポーツ 01】トヨタ2000GTは欧米にトヨタの存在を知らしめた珠玉の1台

3/17(日) 7:00配信

Webモーターマガジン

「トヨタ2000GT(MF10型 1967年5月発表)」

1961~70年は日本の近代スポーツカーが飛躍的に進化した10年だった。この時代に矢継ぎ早に投入された新型スポーツカーは、まさに日本の自動車技術の進化の歴史と言っていい。

トヨタ2000GTのサイドにある四角い部分には何が入っているのか?

そしてこの時代のスポーツカーは多くがモータースポーツの世界でも活躍した。そんな飛躍の10年を彩ったマシンを振り返ってみる。まず最初は「トヨタ2000GT」だ。

日本がまだ自動車後進国と見られていた1960年代、「欧州のメーカーと肩を並べるには、象徴となるスポーツカーを持たねば…」との思いから、トヨタが当時の技術力を結集した。

発売前に連続高速耐久スピードの世界新記録

エンジンはクラウン用のM型直列6気筒をべースにして、ヤマハ発動機が2ステージダブルローラーチェーン駆動のDOHCヘッドを架装した。

そしてヤマハ発動機のグループ会社である日本楽器製造(現ヤマハ)の楽器製造技術による美しいウォールナット製のインパネなど、部品ひとつに至るまで純国産にこだわって開発したのが、今もなお名車中の名車と謳われる所以だ。

また、発売前の1966年8月から10月にかけて、谷田部のテストコースで3つの世界新記録と13のクラス別世界新記録を達成したことも話題となった。

3つの世界新記録とは「平均206.04km/hでの72時間走行」、「1万5000km走行時の平均速度206.04km/h」、「1万マイル走行時の平均速度206.18km/h」だ。

発売前に連続高速耐久スピード世界新記録を樹立して話題をさらったことでも、海外にトヨタの存在を強烈に印象づけた。

トヨタ2000GT 主要諸元

・全長×全幅×全高:4175×1600×1160mm ・ホイールベース:2330mm ・車両重量:1120kg ・エンジン・型式:直6DOHC・3M ・排気量:1988cc ・最高出力:150ps /6600rpm ・最大トルク:18.0kgm/5000rpm ・サスペンション前後:ダブルウイッシュボーン ・発売当時価格:238万5000円

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最終更新:3/18(月) 15:24
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