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44年前、初来日したクイーンに帯同した女性が見た「フレディ・マーキュリーの素顔」

3/17(日) 12:01配信

OurAge

映画『ボヘミアン・ラプソディ』の大ヒットで、新たなムーブメントを巻き起こしたクイーン。1975年、彼らの初来日公演時に、通訳として帯同したのが映画ジャーナリストの中島由紀子さんだ。中島さんはロサンゼルス在住、「ハリウッド外国人記者クラブ」会員で、ゴールデン・グローブ賞への投票権を持つ3人の日本人のうちのひとりだ。長くこの業界に携わる彼女が44年前、間近で見た「クイーンの素顔」とは?L.Aでのブライアン・メイとロジャー・テイラーのインタビュー記事をお届けする。
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クイーンのロジャー・テイラーとブライアン・メイが目の前にいます。ロジャー・テイラーは69歳、ブライアン・メイは71歳。伝説のロックバンドを50年前にスタートした2人です。

個人的な話ですがクイーンが1975年に初来日した時、通訳として10日間くらい日本ツアーに同行しました。リードボーカルで今は亡きフレディ・マーキュリーが、普段はシャイな感じなのにステージにいったん上がると、思っきりシアトリカルでドラマチックな”フレディ・マーキュリー”に変身する姿に、目を見張ってました。

派手、ゴージャス、ユニークな舞台。武道館などの大きな会場に集まる何千というファンたちの中で、汗だくになって演奏を終え、興奮冷めやらぬ大歓声と騒ぎを後に、舞台から楽屋に走って帰る彼らの姿を思い出します。彼らがどれくらいの時間、楽屋にこもって自分たちの中の興奮が収まるのを待ったのか、はっきり覚えてないのですが、ステージの後は必ず楽屋に飛び込んで、しばらく出て来ませんでした。

首にタオルを巻いて楽屋から出て来た時は、すでに普段の彼らに戻っていて、何もなかったように普通の会話を普通にしながら迎えの車に乗り込んで行くのです。あの興奮、あの情熱、あのエネルギーはどこに行ってしまったのかと、コンサートのたびに思ってました。

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最終更新:3/17(日) 12:04
OurAge

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