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女子プロレス界の生き証人・ロッシー小川が語る、スポーツ界のセクハラ問題と女子プロレスの未来

3/17(日) 6:40配信

週プレNEWS

1978年に広報として全日本女子プロレス(全女)に入社してから、現在のスターダム代表取締役まで、42年間、ずっと女子プロレス界に身を置き続けているロッシー小川氏。

【写真】紫雷イオと林下詩美

今年、自伝『【実録】昭和・平成女子プロレス秘史』を上梓した彼へのインタビュー後編は、「女子プロレスの過去・現在」を語った前編に続き、「未来」へと話は及ぶ――。

***

――今、女子プロレスラーを目指す子の動機は何ですか?

小川 新日本プロレスやドラゴンゲートを観て、ですね。

――「クラッシュギャルズに憧れて」という昔とは、動機から違うんですね。

小川 全然違いますね。あと今の子たちは、家族がみんなプロレス好きなんですよ。うちには小学生、中学生、高校生も練習生で来てるけど、みんな親が会場に来てる人たち。東京にいると気づかないかもしれないけど、地方に行くと女性や子供のファンが家族で来たりしますよ。その子供たちがレスラーになったりしてる。「こんな子供がプロレスやって」と思われるかもしれないけど、家族で好きだから親が賛成してるんです。

引退した女子選手の子供たちの中にもプロレスをやりたがっている子もいるから、5年後ぐらいにはその子たちがデビューすることもありえんるじゃないかと思いますね。

――選手のジュニア世代の女子レスラーが誕生する日も近いと。

小川 あと、道場で週に1回やっているワークショップに毎回来るのは、やっぱり子供が多いですね。小さな子が夢を見ているんです。この間も地方の大会で「東京の高校に進学しようと思ってる」という中学生の女の子がいるから、住まいはどうするのって聞いたら「スターダムの寮から通います」って言うから、えっ、そうなんだって、寝耳に水で驚きましたね(笑)。

――夢を見る女の子たちの受け皿としてそこまで期待されたら、辞めるわけにはいかないですね! ところで女子プロレスという仕事は、女性に囲まれて働くというファンにはうらやましい環境になりますが、心がけていることはありますか?

小川 今だともう娘みたいな年齢の子たちばかりだから、自分がひとつ上の立場でいなきゃいけない。これは女性じゃなくてもそうなんですけど、自分の心配事や大変だという思いを見せないで、いい話だけするということ。一対一は別として、それ以外の時は冗談しか言わないですよ。

――安心感を与えることで、女性たちがのびのび働ける環境を作っていると。

小川 女性というか子供たちですね(笑)。

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最終更新:3/17(日) 6:40
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