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実家に寄生する“子供部屋おじさん”の実態…家族が悲痛の叫び

3/17(日) 9:00配信

週刊SPA!

家族は崩壊寸前

 さて、ここまでは実家に寄生する「子供部屋おじさん」の実態だったが、寄生とはいえ、仕事はするし、月々いくらかは実家にお金も入れていた。本当にヤバイのは、まさにすさまじい勢いで実家や関係者の精気を吸い取るような子供部屋おじさんの存在だ。

 愛知県内に住む丸井さん(仮名・70代)が悲壮感たっぷりに訴える。

「うちの長男は、平たくいえば“引きこもり”なんでしょうけど、子供部屋から出ないというよりは、ほとんど家から出ない。極端に対人関係を嫌い、そのくせ家族には横柄。大学を中退して20年以上、ひとつの仕事に就いたこともありません。注意をすれば、部屋から1週間も出てこなくなり、深夜から明け方にかけて、変なアニメの主題歌を大音量で流す。食事に関しても気に入らないメニューであれば怒り出し、部屋の掃除も母親に任せきりですね」(丸井さん)

 そんな長男に家族はあきれ果て、崩壊寸前だという。

「弟と妹は結婚して家を出ているのですが、こういう兄がいるからと、もう10年以上うちに帰ってきてはいません。なんというか、小学生や中学生のままなんです……。いつかは更生してくれるはずと願い、気がつけばもう息子も50才手前。我々の年金支給日には小遣いをせびってくるし、私らが死ぬときは長男も道連れにしようかと、妻と真剣に話し合ったこともありますよ」(同上)

「子供部屋おじさん」といっても様々なパターンがあるようだが、子供部屋に住み続けているというよりは、性格や生活スタイルが子供のままおじさんになってしまった人々、といったほうがしっくりくるのかもしれない。<取材・文/山口準>

日刊SPA!

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最終更新:3/17(日) 9:00
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