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ホイールの大径化は見た目だけ? 「インチアップのメリットとデメリット」

3/18(月) 11:40配信

Auto Messe Web

プラス面とマイナス面をどう捉えるべきか

 自動車カスタマイズの第一歩として多くのユーザーが実施する、ホイールの交換。ここでキーワードとなるのが、インチアップという手法だ。純正で16インチサイズのホイールを履くクルマに、17インチや18インチといったより大径ホイールを装着すること。ホイールの外径を大きくすることでクルマの足元にドッシリ感が出て、ルックスが向上できる。これぞドレスアップの観点から見たときの最大の目的である。

インチアップのキモとなる「リム幅・インセット・P.C.D.」

 また、見た目以外のメリットが存在する。そして、デメリットがあるのもインチアップなのだ。

コーナリングやブレーキングで安定感アップ

 まずは、メリットの話から。基本的にインチアップはタイヤの外径が変わらないようにするため、ホイールが大きくなるとその分タイヤが薄くなる。例えば、60タイヤから50タイヤといった「低偏平化」だ。タイヤ側面の厚みが減ることで、ヨレやたわみが出にくくなるため、ハンドリングのレスポンスが向上。コーナーリングやブレーキングの安定感が増すといったメリットもある。

 また、インチアップするとタイヤ幅が太くなるのが一般的だが、これも路面との接地面積が増加するためにグリップ力も高まりやすいということも考えられるのだ。

 さらにインチアップによって、ホイールのインナースペースに余裕が生まれる。チューニングの視点で見ると、インセットやインナーリムの構造にもよるが、大径ブレーキローターと大型ブレーキキャリパーのブレーキシステムの装着が可能となるわけだ。

 ブレーキの強化は、サーキットを走るチューニングカーにはもちろんだが、豪華な装備で車重が重くなっているミニバンやSUVにも有効だろう。そもそも、本来のインチアップの目的は、容量の大きなブレーキを装着するため。1980年代の国産スポーツカーは150馬力くらい。15インチホイールに収まるブレーキサイズでも足りていた。だが、500馬力超のチューニングも可能な現代のクルマに見合った制動力を得るためには、パワーの応じてホイールを大径化。同時にブレーキを強化しなければいけないことは容易に想像できるだろう。

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最終更新:3/18(月) 11:40
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