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レディー・ガガ、少し気恥ずかしかった授賞式の数々。

3/18(月) 21:27配信

フィガロジャポン

レディー・ガガがゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞、アカデミー賞などで数々の著名な映画賞で主演女優賞にノミネートされ、結果としては主題歌賞を授賞した。

レディー・ガガ入魂の映画『アリー/スター誕生』

レディー・ガガはブラッドリー・クーパー初監督作品『アリー スター誕生』(18年)に主演し、女優になる夢を叶えた。本作はメロドラマ映画『スター誕生』(1976年)の4回目のリメイクだ。ポップミュージックシーンで揺るぎない人気を誇るレディー・ガガが、ブラッドリー・クーパー演じる人気に陰りが見え始めた歌手によって見出される人気歌手役を演じている。

彼女の歌う姿は圧巻で演技も素晴らしい。そしてレディー・ガガは19年に4つの最も栄誉ある授賞式(ゴールデングローブ賞、全米映画俳優組合賞、英国アカデミー賞〈BAFTA〉、アカデミー賞)の主演女優賞にノミネートされた。

彼女は毎回美しいドレスで登場した。ゴールデングローブ賞授賞式では印象的なヴァレンティノのドレスに約5億5,000万円のティファニーのネックレス、全米映画俳優組合賞では真っ白なディオールのドレス、アカデミー賞ではアレキサンダー・マックイーンの黒いドレスで現れた。

そして毎回、映画の主題歌である「シャロウ~『アリー スター誕生』 愛のうた」(マーク・ロンソンとの共同制作)に対する楽曲賞のトロフィーを受け取った。今年1月6日に行われたゴールデングローブ賞で、レディー・ガガは最高に幸せな表情を浮かべ、受賞に涙した。グラミー賞授賞式と同日に行われた英国アカデミー賞には出席できなかったが、そのことについて自身のインスタグラムで次のようにコメントしている。「英国アカデミー賞で音楽賞を受賞するなんて信じられない」

この日曜に行われたアカデミー賞では主題歌賞のトロフィーを涙で受け取り、「長い間一生懸命頑張ってきました。大切なのは勝つことではなく、決して諦めないことです」と語った。

「英国アカデミー賞(BAFTA)で音楽賞を受賞するなんて信じられない。授賞式に出席できたらよかったのに同日行われるグラミー賞でも応援してくれているみんなに愛を届けないといけないわ。音楽がテーマの今回の映画は私にとって意味深いの。ファンのみんなありがとう本当に愛している。みんなの応援なしにここまでこられなかったわ」
--レディ・ガガのTwitterより

このコメントには違和感を覚える。450の賞にノミネートされ、9つのグラミー賞を受賞した歌手のレディー・ガガがBAFTAの音楽賞に卒倒? にわかに信じ難いことである。真意は疑わしいがあまり多くを語らないでおこう。4つの主演女優賞にノミネートされながら、レディー・ガガは楽曲賞以外の受賞は叶わなかった。

強力な競争相手

18年8月末に行われたヴェネツィア国際映画祭で行われた『アリー スター誕生』のプレスカンファレンスで記者に対し、「いつも女優を夢見ていました。部屋に100人いるとして99人は私のことを信じていないとします。(彼女の横に立つブラッドリー・クーパーを指しながら)たったひとりだけが私を信じてくれたのです」と語った。

その数日後、トロント映画祭のレッドカーペットではすでに涙をこぼしながら、映画撮影について“キャリアの中で最も素晴らしくアーティスティックな経験”であったと語っている。

レディー・ガガはブラッドリー・クーパーに見出され、夢であった映画の世界に足を踏み入れた。しかし、残念ながらゴールデングローブ賞ドラマ部門の女優賞はグレン・クローズが受賞した。アメリカの映画業界誌「Variety」は「100人部屋にいるとして、そのうちひとりはグレン・クローズだったのかもしれない」とツイートした。2月24日アカデミー賞ではグレン・クローズ(『天才作家の妻 40年目の真実』17年)とオリビア・コールマン(『女王陛下のお気に入り』18年)という強力な競合相手であった。相手を意識し、レディー・ガガもベストを尽くし、自分自身をシンガーと読んだ(通常はスーパースターと呼ぶ)。

アカデミー賞で音楽部門を受賞した際は、涙で感極まった。「大切なのは勝つことではなく決して諦めないことです」。しかしスヌーピーの名言のほうが本音に当てはまるかもしれない。「勝ち負けは問題じゃない。負けない限りはね」

texte : Marion Galy-Ramounot (madame.lefigaro.fr), traduction : Hanae Yamaguchi

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