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白熱のミラノダービーは3発を見舞ったインテルが制す! 荒れた終盤にはVARでレッドカードが覆る場面も…

3/18(月) 6:36配信

SOCCER DIGEST Web

追いすがったミランだったが…。

 現地時間3月17日、セリエA第28節で、3位ミランと4位インテルによる伝統の「ミラノダービー」が行なわれた。

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 来シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場権を懸けて、勝点1差で熾烈な競争を繰り広げている両軍の対戦は、開始早々にインテルがあっさりと均衡が破って幕が開ける。

 3分、右サイドに開いたペリシッチがファーサイドへ柔らかいクロスを供給。これをマルティネスが折り返すと、ゴール前でベシーノが豪快に蹴り込んでネットを揺らした。3日前にヨーロッパリーグで敗退したショックを払拭すべく序盤から飛ばしたアウェーチームにとっては大きな1点となった。

 一方、出鼻を挫かれたミランは苦戦が続き、インテルの鋭く執拗なプレスを前に効果的なパス回しを繰り出せず、ビッグチャンスを創り出せないまま、いたずらに時間を浪費していった。

 その後もサイドアタックから度々ミランのゴールへ迫ったインテルのペース進んだ試合は1-0で前半を折り返した。

 迎えた後半、ミランは開始とともにパケタを下げてサイドアタッカーのカスティジェホを投入。攻め手を欠いた攻撃陣にテコ入れを施した。
 
 しかし、後半も主導権を握ったのはインテルだった。キックオフ直後からアグレッシブにミラン陣営へ攻め込んだネラッズーロは51分、右CKでショートコーナーからリターンを貰い直したポリターノがクロス。これに攻め上がっていたデフライがヘディングで合わせてゴールを決めて待望の追加点を奪った。

 点差を広げられたミランだったが、すぐさまセットプレーから反撃する。57分、敵陣で得たFKをチャルハノールがエリア内に鋭いボールを蹴り込むと、これにバカヨコが頭で合わせてゴールへねじ込んだ。

 この1点で会場のムードが一変。ホーム扱いで多くのサポーターが入場していたミランへの後押しが強まっていった。

 しかし、これにインテルは動揺せずに冷静に試合を進めると、67分にビッグチャンスを得る。敵陣右サイドから仕掛けたポリターノがカスティジェホに倒されてPKを奪取すると、これをマルティネスが難なく決めて点差を広げた。

 だが、これで終わらないのがダービーである。劣勢に回ったミランだったが、71分、スソが混戦のゴール前にクロスを送り込むと、ボールは相手DFのダンブロージオに当たってゴールへ。これは守護神ハンダノビッチが弾いたが、こぼれ球をムサッキオが蹴り込んで再び1点差に詰め寄る。

 ダービーらしい白熱の攻防戦が繰り広げられ、スタジアムの熱気が高まっていくなか、両軍はハイレベルなプレーを随所で披露。そして、攻めるミランと守るインテルという構図で進行していった試合も終わりを迎えようとしていた終盤に珍しいシーンが起きる。

 88分、相手FWマルティネスにアフターチャージを仕掛けたミランのコンティにグイダ主審はレッドカードを突き付ける。しかし、同主審はミラン側の猛烈な抗議を受けてVARでリプレー検証を選択。その結果、退場処分が取り消され、イエローカードに覆ったのだ。この異例のジャッジに憤慨したインテルのスパレッティ監督は猛抗議をすると退席処分と命じられた。

 試合終盤に大荒れの様相を呈したミラノダービーだったが、ミランの猛攻を耐え凌いだインテルが逃げ切りに成功。結局、ネッラズーロが3-2で快哉を叫んだ。

 これでダービーのシーズンダブルを達成したインテルは順位を3位に浮上させた。かたやミランはセリエAの無敗が「10」でストップし、順位でも宿敵に入れ替わられて4位に後退した。

最終更新:3/18(月) 10:17
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