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どのiPadを選べばいい? iPad mini、iPad、iPad Air、iPad Pro、選び方のキモ

3/19(火) 17:22配信

エイ出版社

新しい2モデルが驚くほど安いのは、ティム・クックの手腕

すべてが新しいiPad Proの2モデルに対して、iPad mini 第5世代、iPad Air10.5インチは非常にお買い得な設定になっている。これには理由がある。

まず、どちらもボディは旧モデルiPad mini 第4世代と、iPad Pro 10.5インチのものを流用している。ボディだけでなく、コンポーネンツ、基盤などにも流用できる部品が多いだろう。旧来からのLightningコネクター、Touch ID、などこなれたパーツを使っているからコストを抑えられる。

また、完全別設計で性能を確保しているA12X Bionicチップを搭載するiPad Proに対して、iPad mini 第5世代とiPad Air10.5インチが搭載しているのは、iPhone XR/XS/XS Maxで世界中でものすごい数が売れていて、価格的にメリットの大きいA12 Bionicチップを搭載している。

これらによって、iPad mini 第5世代と、iPad Air10.5インチは性能に対して、安価な価格設定を実現しているのだ。参考までに、ほぼ同じ仕様のiPad Proは64GBのWi-Fiモデルで6万9800円(税別)だったのだが、そこからA10X Fusionチップを高性能な最新のA12 Bionicチップに積み替えて5万4800円(税別)に1万5000円も安くなっているのだから、本当にお買い得だ(カメラだけはダウングレードしているが)。

スティーブ・ジョブズのアイデアの天才性を語る人は多いが、彼のプランを実現できる運営を行っていたのは現CEOのティム・クックである。こうした、コンポーネントの共通化や、製品ライフサイクルを長くすることによって、製品ラインナップ全体の魅力を増す意思決定は、ティム・クックの手腕といえるだろう。分かりにくいかもしれないが、有名なスティーブ・ジョブズの後を継いでこの巨大企業をさらに成長させているティム・クックは、違った意味での天才なのかもしれない。

では、最後にそれぞれ、どんな人にお勧めか、選び方を書いておこう。

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最終更新:3/19(火) 22:10
エイ出版社

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