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家の概念が変わる。「アドレスホッパー」という暮らし方

3/19(火) 12:11配信

ライフハッカー[日本版]

固定費の削減といえば、暮らしのなかのひとつのテーマとしていつも存在します。

月々のスマホ代やサブスクリプションサービスを定期的に見直しているなんて人も多いでしょう。

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そのなかでも最大の固定費といえば、家賃や住宅ローンといった「住む場所のために払うお金」。

これを変動費にしてしまうという、コペルニクス的転回が起こりつつあります。「アドレスホッパー」というライフスタイルを実践する人たちの登場によって。

「アドレスホッパー」は、特定の拠点を持たずに、国内外を移動しながらAirbnbで見つけた部屋やホテル、ホステル、旅館などで暮らしつつ仕事をするライフスタイル。

ひとつの住所や所属にとどまらず、あちこちをホップしながら暮らしていくという意味ですが、オンライン環境やコワーキングスペースをはじめ、これだけインフラが整ったからこそ可能になった新しい暮らし方のかたちです。

稲作が始まったと言われる縄文時代から今日に至るまで、土地やそれから派生するさまざまなしがらみに人間は縛られて生きてきたことを考えると、これはある種の革命かもしれません。

持ち家でも賃貸でもない第三の暮らし方として、すでにアドレスホッピングを実践しているマット・ マスイさんに話を聞いてみました。

家をなくすと、いろんな概念が変わる

ーー家を持たないとどんなことが変わりますか?

まずモノへの考え方が変わってきます。やっぱり物量を減らさないといけないので、本当に大切なものしか残さなくなります。

家がなければその分、旅費に充てられますし、それに家を空けてると防犯や湿気、火事などの要らない心配をしないといけませんがそれもなくなりますね。

ーー通勤の概念もなくなりますか?

毎日、同じルートを行ったり来たりがなくなるので、いろんな地域見て回れるようになります。同じ東京でも全然違うんだなあと気づかされますし、逆にラッシュアワーも楽しめるようになります(笑)。

会社にはなるだけ行くようにしていますが、コワーキングスペースでリモートワークすることも多いですね。

基本的には東京にいて、ひと月の3分の1くらいは旅行や出張で地方や海外にいます。

ーー仕事とプライベートの境目もなくなりそうですね。

そうですね。仕事を“仕事”と思ってないですし、やらされてる感もないです。

今の会社の同僚のことも“同僚”というよりチームメイトだと思ってるし、プライベートでも付き合いあります。

月曜が憂鬱だったり金曜がハイテンションだったりということもないですね。

ーー日曜夕方に『サザエさん』を観て憂鬱になることもないんですね。

そもそも曜日がよくわからないんです(笑)。

ーーあ、そうですね。家がないからテレビもないのか。

テレビは観なくなりますね。年末はみんな家で紅白歌合戦観ててビビりました。

そんなテレビを通した季節感はなくなりますけど、紅葉とか雪景色とか旬の食べ物とか、直に季節感を感じるために旅に出ています。

ーーある意味アドレスホッパーって、家ではなくて地球に住んでいる感じなんでしょうか?

家をなくしたんじゃなくて、家を増やしたんだという考えから“超多拠点生活”って呼んでたんですけど、それって同時に“無拠点生活”であり、まさに地球が拠点という考え方ですよね…何言ってんだコイツって感じですけど(笑)。

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