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長年愛される三菱の顔! デリカの歴代モデルを振り返る

3/19(火) 16:00配信

WEB CARTOP

初代モデルは商用バンをベースに乗用車へ仕立てた

 日本国内で独自の進化をしてきたのがワンボックスカーだ。なかでもデリカは本格派の4WD性能を備えるクルマとして個性が際立つ。さらにミニバンへと進化していくデリカ・ヒストリーを振り返る。

専用エアロパーツ採用でスポーティさを高めたデリカD:5ローデスト

 日本の自動車史において、意外にも重要な役割を果たしているのが商用車だ。トラックやバンのことである。こういうクルマの大活躍があったからこそ、高度経済成長は成し遂げられたと言えるだろう。

 現在、クルマのボディ構造は「モノコック」がほとんど。ボディそのものによって強度を確保する手法である。だがかつては「フレーム構造」が多かった。多くはハシゴ型のフレームを持ち、その上にエンジンやボディを載せる方式。もちろん商用車のトラックもそうだった。

 アメリカのようにフロントエンジンのトラックではなく、日本ではRRやキャビン下にエンジンを搭載するキャブオーバー型が多かった。理由は限られたサイズでできるだけ荷台を大きくするためだ。だがトラックでは荷物が濡れることがある。そこで荷台部分までルーフを伸ばしてクローズドボディにしたクルマ=ワンボックスカーが登場する。

 フレーム構造の利点は、フレームの上に収まるボディの自由度が高い点にある。フレーム構造だったトヨタ・クラウンにもかつてはピックアップトラックがあった。ダイハツ・コンパーノは、セダン、オープン、ライトバン、トラックと4種のボディをラインアップしていたほどだ。

 商用バンが主だったワンボックスだが、乗用ワゴンモデルも用意された。これが現在まで続くミニバンのルーツと言える。

 1961年に軽自動車のスバル・サンバーが登場。RRレイアウトの軽ワンボックスで、これが大ヒットしていた。普通自動車で日本初のワンボックスカーは1966年登場のマツダ・ボンゴ。これを皮切りに続々と日本でワンボックスカーが登場する。デリカもそのなかの1台。

 まず1968年にトラックのデリカを登場させ、翌年にワンボックスのデリカ・ライトバン/ルートバンに加え、乗用ワゴンモデルのデリカ・コーチを登場させた。ボンゴなどは8人乗りだったが、デリカは3人掛けのシートを3列揃え、9人乗りとしていた。わずか1.1Lエンジンで9人乗りとは恐れ入る。ともあれここからデリカ栄光の歴史が始まった。

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最終更新:3/19(火) 16:00
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