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SUPER GT 岡山テスト「GT300クラスに英国の刺客襲来、迎え撃つドイツ&日本勢」

3/19(火) 18:30配信

Auto Messe Web

マクラーレンとアストン・マーチンの可能性

 4週間後に始まる2019年シーズンも、GT500クラスでは3大メーカーによる三つ巴のバトルに期待が高まるSUPER GTシリーズ。そして国産・輸入を含め、マシンバラエティに富んだFIA-GT3車両とマザーシャシー(MC)も含めたJAF-GT車両によるGT300クラスもますます面白くなりそうだ。今回は、先週末に行われた第1回公式テストで、ニューカマーの登場にも関心の高まるGT300に注目してみたい。

レーシングミクのイラストを配するGOODSMILE RACINGのAMG GT3マシン

 GT300クラスにおける今シーズンのビッグニュースのひとつが、マクラーレンとアストン・マーチンの登場だろう。いずれも、SUPER GTやその前身である全日本GT選手権(JGTC)に参戦していた経緯があり、国内のファンにはお馴染みの存在。特にマクラーレンに関しては、JGTCがまだ黎明期だった1996年にフル参戦、ライバルを蹴散らす格好で6戦5勝と圧倒し、チャンピオンを獲得したことは記憶に新しい。

 今年、フル参戦するのは新世代のFIA-GT3車両「720S GT3」。車名の720は最高出力を表すというが、FIA-GT3車両は“BoP“と呼ばれる性能調整が課せられるため、実馬力とはならないだろうが、カーボンモノコックとともに、気になるポイントではある。

 先月下旬、ツインリンクもてぎにて初テストを行ったが、これはマクラーレンのテストカー。本戦用のシェイクダウンは公式テストの直前、鈴鹿サーキットで実施されたメーカーテストまで待たなければならなかった。すなわち、岡山の公式テストは実走行2回目だったのである。

 今回のテストでは、ル・マン24時間レースでの優勝経験を持つベテランの荒聖治と、昨年の全日本F3で頭角を現したルーキーのアレックス・パロウのコンビが周回を重ねた。不順な天候でドライコンディションでは充分な走り込みができなかったのは痛いところだが、終始ウェットコンディションだった2日目午前のセッションではクラス4番手のタイムをマーク。その秘めたポテンシャルの一端をアピールしていた。

 荒いわく「ベース車両がカーボンモノコックで、素性がいい。高速のコーナリングでもクルマが安定している」と、愛機となる720Sに高い評価を下している。ただ、BoPがどうなるかは気になるところで「今のパッケージで“ある中”から引き出すしかないですね」ともコメントしていた。

 一方のアストン・マーチンは、昨年までのポルシェからコンバートしての参戦。ドライバーは藤井誠暢とGT500から鞍替えしてきたジョアオ・パオロ・デ・オリベイラの新コンビだ。開発に携わりスーパー耐久では長年乗ってきたニッサンGT-R NISMO GT3を手始めに様々なFIA-GT3車両を乗り継いできた藤井は、現時点で暫定的に課されているBoPに関して「期待していたものには程遠いけれど、心配していたほど酷くはなかった」と微妙な評価。しかし「FRだけれど前後の重量バランスが良く、フィーリングも素晴らしい。4リッターターボエンジンもいい感触です。ただ今後、BoPがどうなるかは気になりますが」とコメントする。

 また、新コンビのデ・オリベイラについては「JP(デ・オリベイラの愛称)が速いことも十分わかっているし、彼のキャラクターも理解していて、開幕が楽しみ」とポジティブにコメント。こちらは初日、2日目ともにクラス6番手につけ、マクラーレンに比べて熟成が早めであることをアピールしていた。

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最終更新:3/19(火) 18:30
Auto Messe Web

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