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公式の応用ができないワケとは?「数学が苦手な人」6つの特徴

3/19(火) 8:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

様々な科目のなかで「数学」を苦手とする人は多い。苦手な人にとっては、学習時間と点数の向上が比例せず、他の科目の学習の妨げにもなってしまうこともあるだろう。本記事では、書籍『逆転合格を実現する医学部受験×パーソナルトレーナー』より一部を抜粋し「医学部合格レベル」の数学力を効率よく身につける方法を紹介する。

 数学には、知識と思考力と技術が必要

数学には「思考力」が必要である、とよくいわれます。しかしこれは、数学という科目が「知識」を必要としない、という意味ではありません。数学にも知識は必要です。数学の解法を構成する公式や定理は、知識そのものであり、数学の問題を解くためにはそういった知識を持っている必要があります。そのような意味で、ほかの教科と同じように、数学は知識を前提とする科目であると言えるでしょう。

だし数学の場合、公式や定理といった知識を適切な状況で引き出したり、組み合わせたりする際に、思考力が強く問われることになります。これが、数学に思考力が必要だといわれるゆえんです。

幸いなことに数学の問題を解くために必要な知識は比較的限られていて、必要な知識をそろえることに膨大な時間を要することはありません。一つずつ着実に覚えていけば、必要な道具をすべてそろえることができます。

公式や定理をしっかり覚えているはずなのに、それでも数学が苦手だという人はたくさんいます。数学と同じように公式や定理を使って解く、化学や物理の成績は上がったのに、数学だけはいくら勉強しても伸びない……という声も、よく耳にします。

なぜそのようなことが起こるのでしょう。数学と、化学や物理の違いはどんなところにあるのでしょう。筆者はそれを、公式や定理を使うことの難しさの差にあるのではないかと考えています。一般に、大学入試の化学や物理で使う公式や定理は、それを用いる状況まで決まっています。問題を見たときに、どんな公式を用いれば答えが出せるのかが、すぐに分かることが多いのです。ですから、教科書に出ている公式や定理をきちんと覚えていれば、それほど苦労することなく正しい解法を選択することが可能です。

一方で数学は、問題を見てもどの公式を用いればよいのか分からず、解答の方針すら立たないという状況に陥りがちです。単元の枠を超えて、さまざまな場面で使われる公式や定理も多いため、どれを使えばいいのか分からなくなってしまうところに、数学の難しさがあります。

覚えるべき公式や定理は限られていても、その使われ方が多岐にわたるため、問題と解き方をセットで丸暗記するような方法を取ろうとすれば、膨大な数のパターン暗記をしなければならないということになります。これを避けるためには適切な公式や定理を引き出したり組み合わせたりする力、つまり「思考力」を身に付けることが求められます。

このように数学には公式や定理などの知識のほか、それらを使いこなす思考力が必要ですが、それに加えて、計算などの作業を正確に処理する「技術」も必要です。解き方が分かっていても、スムーズな計算処理が行えなければ、時間内に正確に解答することは難しいものです。計算力は練習を重ねることで着実に身に付くものですから、必ず時間をとって取り組んでください。

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