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名前は「銀河」に、JR西日本の新たな長距離列車

3/19(火) 15:45配信

東洋経済オンライン

 JR西日本が開発を進めている新たな長距離列車の詳細が、3月19日に発表された。

 列車名は「WEST EXPRESS(ウエストエクスプレス)銀河」である。JR西日本によれば、この列車が運行する西日本エリアを宇宙に、各地の魅力的な地域を星になぞらえ、それらの地域を結ぶ列車という意味を「銀河」に込めたという。

【画像】「WEST EXPRESS 銀河」のロゴマーク

 銀河は英語でGalaxyである。ギャラクシー・エクスプレスと聞いて、松本零士氏の「銀河鉄道999」をイメージする人も多いだろう。銀河鉄道999は大宇宙を旅する夜行列車の物語だ。新たな長距離列車も夜間も含めて長距離を運行するというコンセプトであり、ウエストエクスプレス銀河という名前はぴったりといえるだろう。かつて東京―大阪間を結んだ寝台急行「銀河」を連想させるネーミングでもある。

■外観は「瑠璃紺色」

 車両の外観は「瑠璃紺(るりこん)色」という、深みのあるブルー。これは「西日本が誇る美しい海や空を表現している」という。とはいえ、吸い込まれるような瑠璃紺色も宇宙を連想させる。

 側面には1本の長いラインが引かれているのが目立つ。「長距離の旅をイメージさせるとともに、誰もが持つ遠くに行きたいという憧れをかなえる列車であることを表現している」という。

 先頭形状は、元の車両117系のデザインが踏襲された。ただ、「銀河」というヘッドマークが取り付けられている。「星々の間を列車が移動する様子を曲線でデザインした」という。まさに銀河鉄道の世界観である。

 車内デザインについてはすでに発表済みだが、1号車のグリーン車指定席は「ファーストシート」、3号車のコンパートメントは「ファミリーキャビン」、5号車のノビノビ座席は「クシェット」など、座席設備に愛称が付けられた。また、3、4、6号車に設けられるフリースペースにもそれぞれ、「明星」「遊星」「彗星」といった愛称が付けられた。

 運行開始時期も発表された。従来は2020年夏とされていたが、2020年春に前倒しとなった。東京オリンピックを目当てに来日する外国人客の中は、オリンピック観戦の前後に国内旅行を楽しみたいという人もいるはずだ。運行開始直後のウエストエクスプレス銀河は、鉄道ファンの利用で満席が続くと予想されるだけに、一足先に運行開始すれば、夏の混雑も少しは緩和されるだろう。

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