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ブーム到来? 「組織開発・組織活性化」に注目が集まる背景を探る

3/20(水) 7:32配信

日本の人事部

近年、人事関連分野の中で、組織開発・組織活性化というテーマが注目を集めています。組織開発とは、戦略や制度といった組織のハードな側面だけでなく、人や関係性といったソフトな側面に働きかけ、組織を変革するアプローチのこと。一方の組織活性化とは、組織本来の目的を構成員が共有し、主体的・自発的に協働しながら、達成しようとしている状態のことをいいます。ここでは、組織改革・組織活性化が必要とされている背景や、具体的な手法・アプローチ・制度、今後の動向などについて解説します。

組織開発のプロセス

組織開発をどのように進めていくのかは、中村和彦教授の論文「組織開発の特徴とその必要性」の中で、「OD Map」というモデルを用いて説明されています。OD Mapでは、組織開発を以下の八つのフェーズに分けて進めていきますが、さまざまなデータに基づきながら、OD実践者と組織・部署の当事者が計画と実践を行い、協働的に取り組みを進めていくことが重要です。


【OD Map】

1.エントリーと契約
組織開発を進めていくに当たり、まずOD実践者は組織・部署の当事者のニーズを的確に把握し、目的を確認します。そして、進め方やお互いの役割について合意を行います。

2.データ収集
OD実践者はインタビュー、アセスメント、観察などによって、組織内のプロセスに関するデータ(問題)を収集します。

3.データ分析
収集したデータを、診断モデルなどに基づいて整理・分析します。

4.フィードバック
得られたデータ結果を、組織・部署の当事者にフィードバックします。ここでは組織・部署の当事者との対話を通じて、組織内のプロセスにおける気づきを促進します。

5.アクション計画
フィードバックによってフォーカスされ、共有された組織内のプロセスを変革するためのアクションを計画します。

6.アクション実施
計画されたアクションを適切に実行します。

7.評価
アクションを実施した後、合意された変革目的がどれくらい達成できたかを、さまざまな事例を通して評価します。

8.終結
評価によって、変革目的が達成されたと判断された場合、終結します。そして、また新たな組織開発に向けて、アクションを起こします。

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最終更新:3/20(水) 7:32
日本の人事部

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