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割り切った2列か? あえての3列か? 選べるコンパクトミニバンのシエンタ&フリード4車種を徹底比較

3/20(水) 6:21配信

WEB CARTOP

シエンタはFUNBASEの方が2列目シートの快適性に優れる

 ファミリーカーとして根強い人気なのが、両側スライドドアを備えた5ナンバーサイズのコンパクトミニバンだ。かつてのモデルの3列目席はあくまで緊急席だったものの、トヨタ・シエンタ、ホンダ・フリードの3列目席は大人でも無理なく座れる空間が確保され、長距離はともかく、近距離なら6~7人が不満なく移動できる多人数乗車性を備えている。

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 そんなコンパクトミニバンにまず2列シート仕様を加えたのがフリードで、2016年にフリード+(プラス)として登場。そして昨年、満を持してシエンタの2列シート仕様、シエンタ FUNBASEがシエンタのマイナーチェンジを機にデビューしている。

 ところが、そうした2列シートミニバン、大容量コンパクトワゴンは、ただ3列シートモデルの3列席を取り払っただけではないのがポイント。また、両車の3/2列仕様の関係も似て非なるものなのである。ここではシエンタ、シエンタ FUNBASE、フリード、フリード+のそれぞれの個性、魅力について検証し、最適なクルマ選びのお手伝いをしたいと思う。

 シエンタとシエンタ FUNBASEで注目すべきは2列目席の快適性が異なる点で、シートアレンジを優先しないシエンタ FUNBASEのほうがクッション性、かけ心地により優れるのだ。

 また、ラゲッジルームにはシエンタにはないユーティリティーフックが用意され、さまざまな用品でアレンジすることが可能になる(これはフリード+でも同じ)。

シエンタとフリードは2列目席の仕様が大きく異なる

 シエンタとフリードの大きな違いその1は、2列目席の仕様。

 シエンタには6/7人乗りがあるものの、6人乗りの2列目席はキャプテンシートではなく、シート中央にトレーやカップホルダースペースがあるセミベンチシート。

 一方、フリードの6人乗りの2列目席はぜいたくな居住感覚が得られる純粋なキャプテンシートになる。車内に乗ったまま3列目席へアクセスできるのはこちらである。

 これはボク自身が見つけたアレンジで、メーカーは推奨しないだろうが、シエンタは2列目席を畳んだ状態で3列目席に座ると、まるでリムジンのような広大な足もとスペースが出現。停車時にゆったりしたいときにもってこいのシートアレンジである。

 両車はラゲッジルーム回りの使い勝手も異なる。シエンタ、フリードともに3列目席使用時のラゲッジスペースの奥行きは最小限だが、3列目席を格納することで大容量コンパクトワゴンに変身させられる。が、3列目席の格納方法はシエンタが2列目席の下にもぐり込ませる床下収納タイプなのに対して、フリードは左右ハネ上げ式。ラゲッジルームの空間上部をより有効に使えるのはシエンタのほうである。

 シエンタ FUNBASEとフリード+の大きな違いは、大容量のラゲッジルームにペットを乗せたときに現れる。つまり、シエンタ FUNBASEは後席背もたれ部分にアームレストがあり、それを倒すことでラゲッジルームとの間にすき間ができ、愛犬とアイコンタクトできると同時に、ラゲッジルームにエアコンの風が届きやすいというメリットがある。しかしベンチシートのみになるフリード+の後席背もたれにアームレストはなく、そうした使い方はできない。

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最終更新:3/20(水) 6:21
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