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思考力のトレーニング。「考える」「書く」「話す」の3サイクルを確立しよう

3/20(水) 11:11配信

ライフハッカー[日本版]

本書の目的は、「考える」ということを新しく定義し直し、それを伝えることにある。

昨今のAIやロボットの隆盛、または仕事の生産性を高めようという背景から、人間に与えられた最後の武器である「考える」力を養おうという動きが加速している。

【画像】思考力のトレーニング。「考える」「書く」「話す」の3サイクルを確立しよう

皆さんも職場で、上司から「考えろ、考えろ」とハッパをかけられることは多いと思う。

しかし実際のところ、「考えるとは何か?」が本当にわかっている人はわずかであろうし、ましてやそれをひと言で伝えることは難しい。 そこで本書では、考えるとはどういうことかを“感じる”ことができるように書いた。

本書は読む本というより“浴びる”本である。本書を読み進めることで、読者は自然と自分の抱えている問題が解決されていくのを実感できると思う。(「はじめに」より)

これは、『1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法』(山口揚平著、プレジデント社)の冒頭に書かれた著者のことば。

たしかに、さまざまな情報を簡単にキャッチできる現代においては、自発的に「考える」機会は意外に少ないのかもしれません。

でも、自分の力で考えることができるようになると、どのようなメリットがあるのでしょうか?

この問いに対して著者は、「悩みや不安が消えたり、社会の同調圧力や周囲に振り回されなくなったり、仕事でも成果を挙げやすくなる」と答えています。

「100あるタスクのなかから、本当に行うべきたったひとつの答えが見つかる」のだとも。その本質を見抜くことは簡単ではないけれども、コスパが最も高い方法だというのです。

そんな本書の第2章「短時間で成果を出す思考の技法」から、いくつかのポイントを抜き出してみたいと思います。

思考力を鍛える「3つのサイクル」

著者によれば、思考力を鍛えるために必要なのは「考える」「書く」「話す」という3つのサイクルを確立すること。

そして、まず思考力を鍛えるうえで意識すべき習慣は、「考えることにコミットすること」。

物事には、常にその本質が存在するもの。考えることによって、誰でもいつでも、その本質に到達することができるわけです。そして理想的なのは、「(自分の分析が)なにか気持ち悪い」と感じなくなるまで考え続けること。

次に「話す」うえで大切なのは、口癖。「たかが口癖」と思いたくもなりますが、それは決して侮れるものではないというのです。

「本質的には~」と口ずさむ習慣をつければ、出てくることばはおのずと本質的なものになるというわけです。

最後の「書く」こととは、思考を形にすること。どれだけ考えても、形にしなければなんの意味もないということです。しかし紙に書けば、そこで初めて思考が固定されるわけです。

そのため、問題を捉えたいときや構造化をしたいときには、とにかくまず紙に正方形や縦軸・横軸を描き、図にしてみるべき。

違和感がなくなるまで何枚も書き、本質がどこにあるのか仮説を立て、それを検証する行動をなにかひとつとってみる。

その結果、そこから得られた効果によって、「本質的であるかどうか」を測ることが可能。だからこそ、メモを取る習慣は決定的に重要なのだと著者は主張しているのです。(72ページより)

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最終更新:3/20(水) 11:11
ライフハッカー[日本版]

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