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人生の質は感情の質。幸せは求める感情が得られる方向にある『僕らの時代の幸福論』Vol.9(最終回)

3/20(水) 21:19配信

ライフハッカー[日本版]

究極の選択なら、どっちを選ぶ? その理由は

小話の内容は以上です。

漁師の「それ、いまやっとるし!」というツッコミが聞こえてきますね(笑)。

この小話に関しては、多種多様な意見があります。

たとえば、

・漁師は「お金」という手段を使わずに幸せを得ている
・漁師はリスクマネジメントができていない。魚が取れなくなったときや、家族が病気になったときに困るはず
・アメリカ人はやりたいことをやるステージにたどり着くのに、膨大な時間を浪費している
・アメリカ人は納税額が多く、社会貢献度が高い
・お金持ちになったとしても、結局、質素なライフスタイルを望む
・アメリカ人は選択肢が豊富だが、漁師は少ないし、そもそもどんな選択肢があるかも知らない
・みんな違って、みんないい

もちろん、漁師とアメリカ人、どちらかの人生が正しいという、正解はありません。

ただ、「究極の選択」としてどっちかを選ばなければならないとすれば、あなたはどっちの人生を歩みたいですか? そして、その選択の理由は何ですか?

人間の感情は27種類。どれを感じていたい?

私ならどっちを選ぶか。

それを答える前に、アンソニー・ロビンズ氏(世界一のコーチともいわれる)の言葉を紹介しておきたいです。

“人生の質は、日常感じている感情の質”

大金持ちだったとしても、日々、怒っていれば、それは「怒りの人生」。

自由な時間を大量にもっていたとしても、日々、暇だと感じていれば、それは「退屈な人生」。

お金も時間もなかったとしても、日々、刺激を感じていれば、それは「エキサイティングな人生」。

人生の質は、「日々、どんな感情で過ごしているか」にかかっています。

では、私たちはどんな感情で過ごしたいのか。

カリフォルニア大学の研究チームによると、人間の感情は以下の27種類があるそうです。

称賛(admiration)、憧れ(adoration)、美の鑑賞(aesthetic appreciation)、娯楽的なおもしろさ(amusement)、怒り(anger)、不安(anxiety)、畏敬(awe)、気まずさ(awkwardness)、退屈(boredom)、落ち着き(calmness)、混乱(confusion)、切望(craving)、嫌悪(disgust)、苦悩(pain)、歓待(entertainment)、ワクワク(excitement)、恐れ(fear)、恐怖(horror)、関心(interest)、喜び(joy)、郷愁(nostalgia)、安心(relief)、恋愛(romance)、悲しさ(sadness)、満足(satisfaction)、性的欲求(sexual desire)、驚き(surprise)

この27種類のうち、どの感情を感じていたいのか。

私の場合、「満足」が50%、「ワクワク」が30%、「その他」が20%、の割合が理想です。

「満足」という感情をベースとして、「ワクワク」感情で人生をカラフルに彩る。「その他(25種類)」の感情は人生に深みとアクセントをもたらしてくれる。

Vol.6で書いたように、幸せのキーワードは「感謝」と「変化」です。この2つがうまく機能すれば、継続的に幸せでいることができます。

上記の27種類の感情の中で、「感謝」にいちばん近いのは「満足」であり、「変化」にいちばん近いのは「ワクワク」ではないでしょうか。

そもそも、「幸福」を辞書でひくと「満ち足りていること(=満足)」と書かれています。「満足」という感情をベースに感情の構成を考えるのは、「幸せな人生」を送るための王道なのでしょう。

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最終更新:3/20(水) 21:19
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