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4.5億円の遺産あった大橋巨泉さん 相続がスムーズに進んだ理由

3/21(木) 16:00配信

マネーポストWEB

 制度を理解し、生前のうちに家族間で相続に関する手続きを済ませトラブルを回避した有名人たちがいる。彼らは、相続でも「才能豊かな人たち」だった。

 有名人の相続といえば最近では、作曲家の平尾昌晃さん(2017年死去。享年79)や、俳優・宇津井健さん(2014年死去。享年82)の遺族が「骨肉の争い」を繰り広げたことが報じられた。

 だが、相続額が多ければトラブルにつながるとは限らない。2016年に急性呼吸不全で亡くなった大橋巨泉さん(享年82)には、4億5000万円ほどの遺産があったとされる。

 大橋さんは、1956年にジャズシンガーのマーサ三宅(85)と結婚し、2女をもうけるが、その後離婚。1969年に元タレントの女性と再婚した。長らく『11PM』(日本テレビ系)や『クイズダービー』(TBS系)の司会を務めたが、56歳の時に“セミリタイア”を宣言し、その後は妻とカナダやニュージーランド、オーストラリアを巡る生活を続けた。芸能関係者が語る。

「大橋さんの遺産は、元妻のマーサさんが半分、その子供たちに4分の1ずつ相続されたそうです。離婚後もマーサさんや、ジャズシンガーになった娘さんたちとの関係は良好で、お金を遺してあげたいというのは大橋さんの意向だった。

 奥さんは後年の大橋さんと悠々自適な生活を一緒に送ったということもあり、それに同意したそうです。大橋さんの遺産の大半は現金だった。それが相続をすんなり進めるのに一役買った」

 特に不動産が残されていた場合、相続時に分割方法で揉めたりすることはよくある。「不動産を相続する代わりに、現金は別の相続人に」といった分割の仕方ができればいいが、現金資産が少ないと、分割するためだけに思い出の詰まった実家を処分しなければならないことも多く、結果的に大橋さんの“現金主義”は、相続をスムーズにした。

※週刊ポスト2019年3月22日号

最終更新:3/27(水) 17:24
マネーポストWEB

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