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立浪和義のセ・リーグ順位予想「実力接近で混戦必至」

3/21(木) 11:01配信

週刊ベースボールONLINE

戦力充実の巨人

[セ順位予想]
1位 巨人
2位 DeNA
3位 広島
4位 中日
5位 阪神
6位 ヤクルト

 ペナントレース開幕が間近に迫ってきました。今回からセ、パと2回に分け、順位予想をしてみたいと思います。ただ、毎年のことですが、あくまで現時点の戦力を見て比較してみたもの。当然ですが、主力にケガ人が出たりすれば勢力図が一変し、まったく違う戦い模様となる可能性も大いにあります。何が起こるか分からない143試合の長丁場。あくまで参考の一つとしてお楽しみください。

 まずセ・リーグですが、戦力的には広島から丸佳浩選手が加入した巨人が最有力の優勝候補です。キャンプでも原辰徳監督の復帰で引き締まった印象がありました。打線は12球団一と言っていいかもしれません。

 不安は後ろの投手です。クローザー候補のクック選手は、まだ日本での実戦経験が少なく、クイックなど日本の野球にどれだけ合わせられるのか未知数です。中継ぎ陣も若い選手がオープン戦で好結果を出してはいますが、やはりそれなりに修羅場の経験が必要なポジションです。経験豊富なマシソン選手の離脱は痛いですね。

 2位に予想したDeNAは、優勝候補に挙げてもいいかなと思っていました。昨年の新人王・東克樹選手の離脱は残念ですが、今永昇太選手、新人の上茶谷大河選手をはじめ、強い球を持っている投手が多いのが、このチームの特徴です。打線に関しても、もともとですが、しっかり振れるバッターが多く、ソト選手、宮崎敏郎選手、ロペス選手、筒香嘉智選手と長打も持ち合わせた選手が並びます。

 カギを握るのは、筒香選手ですね。左足ふくらはぎの故障は大したことがないようですが、キャンプで取り組んだ新打法がフィットするかどうか。彼が打ちまくり、ホームラン王争いを演じるようなら優勝の可能性も高まってくると思います。

どこも決め手を欠く

 広島も優勝を狙う力は十分ありますが、打点97の丸選手が抜けた穴は少なからずあると思います。他球団もさすがに4連覇を許さぬと包囲網を敷いてくると思いますので、その意地も考え、3位にしました。

 私の古巣の中日は、オープン戦に関しては打線が湿っていますが、前年の実績もありますので、シーズンが始まれば問題ないと思います。長く課題となっていたリリーフ陣は、まだまだ安定感はありませんが、鈴木博志をはじめ、若い投手も出てきました。彼らの活躍次第ではAクラスも狙えると思います。クローザー出身の与田剛監督の手腕にも注目です。

 昨年2位のヤクルトは、相変わらず打線はいいのですが、投手陣に不安があります。一方、阪神は投打とも不安があり、少し時間がかかる気がします。

 ただ、今年のセは戦力的には多少巨人が抜けているようにも思いますが、正直、どこも決め手がありません。かなり混戦になるか、あるいは昨年の広島のように、1つが飛び出し、ほかが互いにつぶし合いになるか、でしょう。非常に先の読みにくいシーズンだと思います。

写真=BBM

週刊ベースボール

最終更新:4/28(日) 16:46
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