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イチローを語る最終回 福留孝介(阪神)「ライバルという意識もあった」

3/21(木) 14:01配信

週刊ベースボールONLINE

イチローさんの感性を知りたい

 マリナーズの一員として来日を果たしたイチロー。週刊ベースボール3月25日号では、『イチローを語る』という企画を組んだ。
 今回からしばらく、その言葉を一人ずつ紹介していく。
 
 第23回は、阪神の福留孝介。中日時代の06年にWBCでチームメートとなり、イチロー同様、メジャーでも活躍した男だ。

「同じ外野手として『目標』の存在ではありますが、追いつける選手ではないですね。

 僕は常にすべてにおいてイチローさんの感性を知りたいんですが、なかなかそこを知るのは難しい。WBC日本代表でチームメートとして一緒になったときに、いろいろな話をさせてもらいました。

 ただ、あの打席でどうだったのか、ということを聞きたいなと思っていても、その場面を体感しないと共有できないでしょ。だから聞くことはしなかったですね。

 そして近づいてもっともっとイチローさんのことを知りたいなと思うところはすごくあったのですが、チームメートとしてライバルという認識を僕は持っていました。

 だから『絶対に負けたくない!』という気持ちもめちゃくちゃ強かったですね。

 その気持ちが強かったから、安易に話しかけるということはせずに、離れて遠くから何かイチローさんの技術を盗んでやろう、という感じで当時は接していましたね。

だから先ほども言いましたが、イチローさんは僕にとっては『目標』以外の何ものでもないです。それと僕がメジャーに行くことができたのも、ほかの野手がメジャーに挑戦できるのもイチローさんが、MLBの中で、日本人野手の価値を上げて道を拓いてくれたからだと、つくづく思いますし、そこも感謝しかないですよ」

写真=getty images

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