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『外反母趾』を悪化させないための3つのステップを医師が解説

3/21(木) 7:00配信

ウィメンズヘルス

パンプスなど、先が尖った靴を履いている女性に多く見られるのが外反母趾。足の親指が人さし指側に曲がって、さらに曲がった付け根部分が内側につき出した状態に。曲がっているだけでも痛いのに、その部分が靴にあたり炎症などを起こし、常に足が痛い状態を引き起こすことも……。外反母趾になっている人はもちろん、予防対策も含めて、整形外科医で「お茶の水整形外科」院長の銅冶英雄先生にお話を伺った。

【動画】周りに差がつく、正しい 「パンプスを履いた歩き方」

実は裸足の民族でもいる! 外反母趾の原因とは?

「前回も少しお話しましたが、先の尖った靴を履く頻度が多いことが、外反母趾の要因の一つだと言われています。特にパンプスはかかとがあがるので、足が前滑りして重心がつま先にかかります。つま先に向かって重心がかかるため、足がその形に変形しやすくなってしまうのです。でも、外反母趾の原因はそればかりではありません。靴を履かない生活習慣の地域からも外反母趾は見つかったことがあり、足の靭帯や筋肉の形状による遺伝的な原因、加齢、立ち仕事が中心などの生活環境なども影響すると言われています。男性でも外反母趾になる人はいますが、パンプスを履くという理由を除いても女性のほうが罹患率は高いのが特徴です。また、足のアーチが低く、親指が人さし指よりも短い人がなりやすいという傾向があるようですね」

治療することはもちろん、生活習慣を変えていかないと改善は難しい

一度変形してしまうと、自然に治ることはない外反母趾。そのため、痛みも長期間付きまとうこともある……。

「“外反母趾で足が痛いので治療してください”“足の変形を治してください”と言われても、変形してしまった骨は簡単に治すことができません。基本はサポーターや運動療法、テーピングや薬などを使って治す保存治療と、変形した親指の中足骨を骨切りして、突き出た部分を修正する手術があります。手術は1~2時間ですが、術後、一般的な靴を履くまでには2カ月以上かかるケースもあります。さらに、手術前と同じような靴を履いて、同じような生活習慣を続けると、また骨が変形してしまう可能性があります。外反母趾の手術をしても生活習慣を改善しないと結局は手術が無駄になってしまうこともあるのです」

そういったリスクを考えると、手術は生活に支障が出るほどの痛みやどうしてもという最終手段と考えたほうがよさそう。

「もしかして外反母趾かも?」という人は、次の3つのステップでケアしてみるといいと銅冶先生。

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最終更新:3/21(木) 7:00
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