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シルクなのに洗濯機OK! 京都発「ルクシー」の新作トランクスには日本のモノづくりが。

3/21(木) 20:02配信

Pen Online

「下着はシルクが最高級」とは、現代でも通じる定説です。その根拠は、肌触りのよさと高級感だけではありません。シルクはカイコから採取した「動物性繊維」と呼ばれるタンパク質。人体へ悪影響が少なく、医療用の縫合糸はいまも絹糸が使われています。さらにシルクの服は、夏は涼しく冬は暖かい相反するような特性があります。汗をかいても蒸れにくい点も優れています。ハイテク素材や植物性素材では、たどり着けないよさがあるのです。

【写真を見る】シルクとコットンの混紡糸でつくられたTシャツも注目アイテム。

ではなぜこれまで、シルクの下着が一般に広まらなかったのでしょうか。それは希少性や価格の高さに加え、ケアに手間がかかることが理由に挙げられます。シルクの生地はおおむね水濡れに弱く摩擦も苦手。洗濯すると大きく色褪せて劣化します。日常着にするには超えるbべき壁が高かったのです。その欠点を克服した洗えるシルク服のブランドが、ここにご紹介する「ルクシー(LOOK SEA)」。Tシャツ、下着、パジャマといったルームウエアが中心で、伊勢丹新宿店、阪急メンズ東京、バーニーズ ニューヨーク横浜などで取り扱われています。ルクシーを2017年に立ち上げたのは、1982年から京都でシルク織物を扱っている同興商事。プロの経験や知識によってシルクの日常使いを提案するのがこのブランドです。

この春に新作で登場したトランクス(上写真)にも、彼らならではのモノづくりが見られます。素材比率は、「コットン70%、シルク30%」。シルクが少ないようですが、実はここにワザあり。ブルーデニムにたとえるなら、表面の青い部位がシルクで、裏面の白い部位がコットン。それを裏返したような生地を織り、肌に直接当たる面がシルクという品が出来上がりました。

コットンがもつ洗濯耐性や丈夫さと、シルクの優しさが一体になったトランクスです。トランクスの通気性のよさは、近年暑さが増す日本の夏にぴったり。快適なこの一枚を穿いたら、ブリーフ派の人もトランクス派に転向してしまうかもしれませんね。

ジェムプロジェクター

TEL:03-6418-7910
ルクシーウェブサイト
http://looksea.jp

文:高橋一史

最終更新:3/21(木) 20:02
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2019年 08月01日号

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