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目玉選手よりも「光る一芸」。スカウトが秘かに狙うセンバツの7人

3/21(木) 7:20配信

webスポルティーバ

 まもなく高校野球のセンバツ大会が始まる。

 例年、大会前になるとファンの注目を集めそうな”目玉”となる選手たちの話題が飛び交う。たとえば今年なら、星稜(石川)の奥川恭伸(やすのぶ)や横浜(神奈川)の及川雅貴(およかわ・まさき)がそれにあたるが、そうした”大物”以外にもプロのスカウトたちが秘かにマークする選手がいるものだ。そこで、何人かのスカウトに「要チェックしている選手」について聞いてみた。

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 ある球団の四国・中国地区担当のスカウトが推すのは、松山聖陵(愛媛)の根本大蓮(たいれん/投手/188センチ89キロ/右投右打)。

 昨年秋からエースナンバーを背負っているが、センバツ出場がかかった四国大会で実力を発揮できず、事実上、エースの座を下級生の平安山陽(へんざん・よう)に譲っていた。

「ここ一番になると、まだどっしり投げられない。それが昨年秋の根本でした。でも能力はある。それだけにセンバツで『おお、別人のピッチング!』というのを見せてくれたら、秋のドラフトは要注意です。やっぱり大舞台での”覚醒”というのは、何かを持っていると考えないといけませんから」

 松山聖陵は、昨年のドラフトでも土居豪人(ひでと)がロッテから8位で指名されている。

「2人が並んでブルペンで投げているのを何度か見ましたけど、素質で言ったら根本の方がずっと上ですよ。たぶん、ほかの球団の評価も同じはずです」

 スカウトたちが惚れ込んだ一番の理由は何なのか。

「たとえば、真っすぐの球筋がしっかりしている。しっかり指にかかって、スピンがかかった真っすぐが投げられる。骨格も大きいし、フォームだって踏み込みが大きく、スパイクの裏でしっかり地面をつかんで腕を振っている。土居と比べたら、根本の方がピッチャーらしさがありました」

 それほどのピッチャーが昨年の秋に力を発揮できなかった理由はどこにあるのだろうか。

「まぁ、メンタルって言ってしまえばそこまでなんですけど、たまにピッチャーは”遅咲き”の選手がいるんですよ。それがいいとか、悪いとかではなく、タイプとして時間がかかるピッチャーがいるんですよ。コンスタントに力を発揮するまで時間を要するのですが、いったん覚醒してしまえば、なにもなかったような顔をして働いている。もしかしたら根本もそういうタイプかもしれない……そう思っているから、気長につき合っていきますよ」

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