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年収900万41歳独身公務員が陥った「趣味貧乏」

3/21(木) 5:00配信

東洋経済オンライン

 今回私たちの事務所に「お金の相談」に来たのは、役所に勤める41歳の公務員Hさん。スーツ姿にメガネをかけ、どこから見ても真面目そのものですが、悩みは「独身で自由に使えるお金が多いため、浪費してしまいまったく貯蓄できていない」というもの。外見からは、まったく想像ができないのですが、早速お話を伺ってみることにしました。

■給料の半分以上を好きなことにつぎ込む「趣味貧乏」

 Hさんは、学生時代にコツコツ勉強し、公務員試験に合格。大学卒業後は、公務員として行政の仕事に携わっています。どう見てもお金の問題で悩んでいるとは思えませんでしたが、聞いてみると、実は某アイドルのおっかけ、美少女系のフィギュア集めとオタクっぽい趣味の持ち主。それだけでなく、映画、歌舞伎、落語、ミュージカル鑑賞まで週末は多くの予定でびっしり埋まり、平日も仕事が早く終わった日には、やはり趣味に興じているそうです。

 こんなにも趣味を謳歌できるのは、Hさんの年収が900万円、かつ、住宅も公務員用の宿舎がありそこに住んでいるため、家賃が相当割安で生活費がかからないことが主因です。

 もちろん「それだけ使える金があるなら、いいじゃん」と言ってしまえばそれまでですが、お金が貯まらないのですから深刻です。まずは「見える化」ということで、Hさんとともに、実際毎月どれくらい趣味にお金をかけているのかを集計してみたところ、なんと、20万円以上にものぼりました。やっぱり、です。

 Hさんに言わせると、自分でも散財しているのは自覚していたそうですが、生活に困っていなかったので特段気にしていなかったようです。では、なぜ事務所に相談に来たのか。きっかけとなったのは、70代前後になったご両親や職場の上司から「40歳を過ぎて結婚する気配がないみたいだけど、そろそろ考えたほうがいいぞ」と心配されることが多くなったことでした。

 「40歳になったときからこのままでいいのかなとは不安に思っていたのですが、あまり考えたくなかったのでやり過ごしてきてしまいました。でも、さすがに両親や上司からたびたび心配されるようになり、遅まきながら婚活することにしたんです。でも、結果は散々でした……」

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