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ドクターがすすめる便秘すっきり解消法は「入浴 」と「良質な睡眠」。その理由とは?

3/22(金) 12:05配信

OurAge

長年、便秘に悩んでいても「若いときからだから仕方がない」と、放置しがちな女性は多い。だが、更年期以降の便秘を放置すると、将来的にトラブルにつながる可能性が大きくなる。女性ホルモンの分泌が止まる閉経前後は、骨盤底筋や腟が緩み、それに伴って子宮の位置が下がり、ひいては便秘がさらに重症化する可能性が増えてくるのだ。

では、どうやって便秘を解消、または予防していけばいいのか、日本大腸肛門病学会専門医・指導医の山名哲郎さんに話をうかがった。

◆入浴でリラックス&血行促進⇒睡眠の質も向上
腸の働きをよくするには、副交感神経が優位になるようにリラックスするのが一番。
「ゆっくりと湯船につかって入浴するのが効果的。熱めのお湯は交感神経を刺激してしまうので、副交感神経が優位になるように38~40℃のややぬるめのお湯につかって温まるのがコツです。15~20分程度半身浴してもいいでしょう」と山名先生。

便秘の人は体が冷えていることが多いのだが、体が温まって冷えがとれると血行が促進され、胃や腸の働きもよくなる。また、お腹の血行がよくなると、お腹の張りや痛みがやわらいで楽になることも多いもの。就寝前の入浴には、交感神経優位の状態から、副交感神経優位に切り替える作用もあり、睡眠の質がよくなる。

◆良質な睡眠で生活リズムを整える
腸と自律神経の関係はとても密接。便秘を改善するためにも、体の活動にスイッチを入れる交感神経と、リラックスを促す副交感神経が規則正しく切り替わるように、生活リズムを整えることが必要だ。それには、早寝早起きの規則正しい生活を意識するのが第一歩。

「実は、人が活動する昼間の時間帯は交感神経が優位で、腸の働きが抑えられています。一方、就寝中の副交感神経が優位な時間帯には消化・吸収する働きや、ぜん動運動が促進されるというサイクルがあります。特に起床直後は、副交感神経優位で、便が出やすい時間帯といえるのです」

腸の働きを整えて快便になるためにも、体を温め、良質な睡眠をとって、体のリズムを整える生活を心がけよう。

イラスト/内藤しなこ 取材・原文/大石久恵

最終更新:3/22(金) 12:05
OurAge

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