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「統計庁」設立で政権が危惧する 公務員労組の抵抗と「自爆テロ」 (選択出版)

3/22(金) 7:05配信

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 統計不正問題を受け、各省庁の統計部門を一元化する「統計庁」構想が浮上している。
 問題が集中しているのが旧労働省系であることを念頭に、組織も業務も肥大化してグリップが利かない厚生労働省を厚生省と労働省に再分割する案も浮上しているが、首相官邸は「省庁の分割には膨大なエネルギーが要る」として後ろ向きだ。そこで、各種統計を一手に引き受ける組織を新設し、そこに各省の統計部門を統合しながら、職員の増強も図るというアイデアが練られている。
 ただ、かつての消えた年金記録問題で社会保険庁の解体を進めた時も、労働組合の強い抵抗が起きた。今回の統計不正問題が集中する旧労働省では共産党系労組の影響力が強いとされ、政権中枢も「今、組織再編に着手すれば、抵抗勢力による『自爆』で新たなスキャンダルが噴き出さないとも限らない」と警戒する。そのため、今夏の参院選挙前に具体的な課題として表面化させたくない考えだ。   (選択出版)

最終更新:3/22(金) 7:05
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