ここから本文です

【海外ボクシング】ウィークエンド・プレビュー ウェルター級最前線に割り込むのはピーターソンかリピネッツか

3/22(金) 16:46配信

ベースボール・マガジン社WEB

まだまだあるぞ!注目カード マグダレノ、プーレフ、ダダシェフ……

◆ハーンのライバル、ウォーレンも負けじと有望株をずらり

 エディ・ハーンのイギリスでのライバル・プロモーター、フランク・ウォーレンも負けてはいない。エドワーズの世界戦と同じ23日に、同国レスターで手駒をずらりとそろえたカードを組み、ESPN+でライブストリーミング配信する。

 さらにその前には、この後、大きく成長する可能性のあるスーパーウェルター級のCJ・チャレンジャー(24歳/9戦9勝2KO)、2016年の世界ユース選手権優勝のライトヘビー級ウィリー・ハッチンソン(20歳/6戦6勝4KO)、タイソン・フューリーの弟トミー・フューリー(19歳/1戦1勝)と、有望株を次々に投入している。

 それにしても、これだけの素材が引きも切らずに登場するイギリスの活況はただごとではない。

◆マグダレノが再起、プーレフはアメリカ初登場

 元WBO世界スーパーバンタム級チャンピオンのジェシー・マグダレノ(アメリカ/27歳/26戦25勝18KO1敗)が、11ヵ月ぶりにリングに戻ってくる。23日、アメリカ・カリフォルニア州のコスタメサでやはり元世界王者のリコ・ラモス(アメリカ/31歳/30勝14KO5敗)と10回戦を行う。

 ノニト・ドネア(フィリピン)に土をつけ、一気にスターダムに駆け上がるかに見えたマグダレノだが、負傷によるブランクで出鼻をくじかれ、さらに伏兵アイザック・ドグボエ(ガーナ)の強打に沈んだ。今回の相手、ラモスは8年前に下田昭文(帝拳)をKOしてWBA世界スーパーバンタム級タイトルを手にしながら、ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)に歯が立たず、王座転落。その後は長いスランプにあえいだが、ここにきて6連勝と波に乗っている。とはいえ、マグダレノとしてはしっかり倒しきりたい相手ではある。

 ボブ・アラムがESPNに提供するこのカードでは、ヘビー級の大ベテラン、クブラト・プーレフ(ブルガリア/37歳/26勝13KO1敗)がアメリカ初登場する。ジャーレル・ミラーに初黒星を喫したボグダン・ディヌ(ルーマニア/32歳/18勝14KO1敗)との10回戦。プーレフは同じく長い間、アマチュアのトップとして戦った弟のターベル・プーレフ(ブルガリア/36歳/12戦12勝11KO)を伴っての登場だ。

 アラム率いるトップランクは分厚い選手層を誇るが、アンソニー・ジョシュアはマッチルーム、デオンテイ・ワイルダーはPBCと、ヘビー級だけは出遅れていた。だが、ワイルダーとドラマチックに引き分けたタイソン・フューリーと契約し、一気に巻き返しにかかっている。プーレフは自軍の二番手、三番手として大事な戦力になる。

3/4ページ

最終更新:3/22(金) 16:46
ベースボール・マガジン社WEB

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事