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大学中退→Bリーグ。日本バスケ界期待の星 岡田侑大が切り開いた道

3/22(金) 19:34配信

ベースボール・マガジン社WEB

 注目の新人がBリーグでデビューした。シーホース三河のSG岡田侑大だ。11月16日、デビュー戦となった名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦で初得点を記録。3月2日の横浜ビー・コルセアーズ戦で初先発すると、チーム最多の18得点をたたき出して勝利に導いた。

Bリーグ シーホース三河SG岡田侑大

進化を続ける稀代のスコアラー

 岡田はどん欲にゴールに向かって切り込むドライブと、ミドルレンジからの正確なシュートを武器とするオールラウンドタイプの点取り屋だ。東山高校時代はウィンターカップの得点王に輝き、拓殖大では1試合で58得点を記録した稀代のスコアラーは、プロの世界に入りさらなる進化を続けている。

 バスケットボール選手だった父と兄の影響で、小学校2年生の時にバスケを始めた。当初は掛け持ちしていた野球が中心の生活で、バスケは遊び感覚でプレーしていたという。4年生の時に肩をけがした影響で野球を辞め、バスケ1本に絞った。進学した地元の中学校は部員の数が少なく、5対5をやるのにも苦労した。「もっと試合がしたい」。岡田の中でバスケットボールに対する熱量が少しずつ高まっていった。

 地元京都の東山高に進むと、岡田のバスケットボールセンスが開花する。東山は攻撃的なバスケットを掲げるチームであり、特にハーフコートオフェンスにこだわりを持っていた。「とにかくオフェンスが大好き」。そんな岡田のプレーは東山のスタイルにはまった。「はじめは分からないことだらけでしたが、先生が丁寧に時間をかけて教えてくださいました」と、バスケットボールについての知識も飛躍的に増えていった。

 岡田が2年生の時、東山は全国でも屈指の強豪である洛南高校に初めて勝利し、地元の京都で開催されたインターハイでベスト4に入る。翌年は主将としてチームを率い、ウィンターカップで準優勝を達成。得点王にも輝いたが、あと一歩のところで敗れた福岡第一高校との決勝は、岡田のバスケ人生にとって大きな糧になっているという。

「スポーツの世界はどれだけ必死にやっても必ず結果がついてくるわけではありませんが、まだまだ努力が足りなかったと感じ、とても悔しい思いでした。この負けを意味のあるものにしないといけない。そう誓いました」

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最終更新:3/22(金) 19:34
ベースボール・マガジン社WEB

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