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大学中退→Bリーグ。日本バスケ界期待の星 岡田侑大が切り開いた道

3/22(金) 19:34配信

ベースボール・マガジン社WEB

 岡田は拓殖大に進学した後も順調にキャリアを積んだ。1年時から試合に出場して得点を重ねると、チームの関東大学リーグ制覇に貢献。大学レベルのフィジカルにも適応し、2年目に入って得点力はさらに増していた。順調な活躍を続ける一方で、岡田の中である思いが芽生えていた。

「Bリーグは遠い世界だと思っていたのですが、大学のレベルにも慣れて、早くプロに挑戦したいという気持ちが強くなっていきました。もう一段高いステージで勝負したい」

 池内泰明ヘッドコーチに相談すると、意外な答えが返ってきた。「プロでやりたいなら、やってみたらいい」と、Bリーグ入りに理解を示したのだ。昨年、岡田は拓殖大を中退し、11月にBリーグのシーホース三河に入団した。

「自分のチームにいてほしいという気持ちもあったと思いますが、池内監督はわがままな自分の決断を尊重してくれました。さらに三河のことも紹介してくれて、気持ちよく送り出してくれた。監督のためにもプロで結果を出さないといけません」

ルーキープロを支えるフィジカルアップとハングリー精神

 チームに合流すると、すぐに岡田に出場機会がめぐってきたが、プロでやっているという実感はなかったという。

「学生の試合と違い入場の演出が華やかで、お客さんの声援もたくさん聞こえてきて気持ちよかったです。ただ、自分にとってバスケはバスケ。コート上でやることに変わりはありません」

 プロ選手となっても、岡田のバスケットボールに対するチャレンジスピリットが変わることはなかった。練習がオフの日も常にワークアウトを重ねて、ウェイトトレーニングでフィジカルアップを目指している。

 日々の自主練習をサポートしている中堀純希アシスタントコーチはこう語る。

「若手選手の自主練をサポートしていますが、彼についてはこちらから声をかけたことは一度もありません。黙っていても向こうから練習に付き合ってほしいと言ってきます。デビュー間もない頃に19点取った試合がありました。ルーキーとしては上出来ですが、彼は20点取れなかったことをずっと悔しがっていた。本当にハングリー精神にあふれた選手です」

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最終更新:3/22(金) 19:34
ベースボール・マガジン社WEB

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