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全社員が理解できる「人事基本方針明確化シート」のつくり方

3/22(金) 9:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

今回は、「社員成長支援制度」の構築前に重要な会社の人事基本方針を明文化する方法について見ていきます。※本連載は、株式会社中央人事総研代表取締役・大竹英紀氏の著書、『今いる社員で成果を上げる 中小企業の社員成長支援制度』(合同フォレスト)から一部を抜粋し、これまで100社以上のコンサルタントを通じて多くの成果を出してきた経験をもとに筆者が構築した、社員のやる気と能力を最大限に引き出して会社の業績をアップさせる「社員成長支援制度」の活用法を紹介します。

「社員成長支援制度」作成の前にすべき目標の明確化

社員成長支援制度の構築のステップとして特に重要なのは、この制度の目的を明確にすることです(関連記事『 上司個人の指導力に左右されない「社員成長支援制度」とは? 』)。何のために行うのか、目標はどこに設定するかを会社として明らかにすることが必要です。その後の構築ステップは図表1をご参照ください。

[図表1]社員成長支援制度の構築のステップ

社員成長支援制度は、いきなり作るのではなく、まず会社として、社長としての人事に関する考え、方針を示すことが必要です。

いわば人事方針づくりです。具体的にいうと、この社員成長支援制度を導入することによって、社員にどう変わってほしいのか、そのために採用、評価、昇格・昇進、教育、賃金などの仕組みをどのような形にすべきかの基本的な考えを明文化する必要があります。

実際の作成では、会社の経営ビジョン(経営計画)に基づいて、ブレークダウンして人事方針を決めていきます。そうすることで一貫性が増し、社員に制度の概要や狙いをわかりやすく伝えることができます。反対に、人事方針を作らずにいきなり細かい人事評価を社員に渡して、「今度から、この新しい評価表であなたたちを評価します」と言ったところで、社員は本来の目的を理解しようとはしません。

図表2に従って、順番に検討していきましょう。1の人事基本方針については、会社として、どんな人事制度を目指していきたいのかのビジョンです。それを一言で表してください。それを階層別に、部長・課長、リーダー(係長、主任)、一般社員といった順に整理してください。これが会社における必要な人材の要件となります。

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最終更新:3/22(金) 9:00
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