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コウモリ、ウミガメ、マングローブ蟹…地産地消パラオの自然派グルメ

3/23(土) 14:05配信

クーリエ・ジャポン

パラオの「オイシイリスト」です。パラオ語には日本語源の単語があり、美味しいは「オイシイ」や「アジ マルギール」という表現をします。お菓子メーカーでOishiというメーカーもあります。

パラオの食生活は、伝統的なものから、日本、韓国、フィリピン、台湾、米国ジャンクフードやメキシカンの影響などもみられ、かなり多様です。

まずは、パラオ地産地消の食生活に触れてみたいと思います。

私はパラオ人の家にホームステイさせていただいており、以下は当家でよくあるパラワン・ディッシュです。

コウモリ

一番有名なパラオ食ネタがこのコウモリ。おそらく、ほかの記事でも読んだことがある方もいらっしゃると思います。見た目がアレですが、英名「フルーツ・バット」というだけに、フルーツやナッツしか食べていないので、肉に臭みがなくさっぱりしています。脂身も全然なく、鶏のササミっぽい感じです。

私の周りのパラオ人は、だいたい野生のフルーツ・バットをエアガンで撃ち落として殺してから8時間くらい丸ごと煮込んで食べます。高級なご馳走ですので、特別なときか、たまたまもらったときなどに、食卓に登場します。

ウミガメ

こちらはほかの国でも食べることでは有名なので、パラオ特有ではありませんが、ウミガメはバーベキューやココナッツミルク煮になって出てきます。パラオでは同じウミガメでも絶滅危惧種のタイマイは捕獲厳禁、アオウミガメは禁止期間があるので注意が必要です。また、卵をとったり、浜にいるメスに近づくことも厳禁です。

ウカエブ

陸カニです。そこら中にいるカニです。中身をココナッツミルクとあえたり、すり身にして焼いたりして食べます。満月の夜になると、浜のそこら中に産卵のために出てきます。

ウム(英名:ブルースパイン・ユニコーンフィッシュ 和名:テングハギ)

パラオ語で「ウム」というこの魚、パラオで最もオイシイと私が思ってる魚です。油ののりがよく、体調は大きいものは60cm以上、骨が太く身が簡単にほぐれます。丸焼きにして、カラマンシーという小さいレモンと醤油でいただきます。

サシミ

新鮮な魚があるときは、刺身です。とくに、釣りに行ったあとはそのままさばいて食べます。パラオではマグロの刺身も大人気。こちらもカラマンシーと醤油でいただきます。

マングローブ蟹

高級品で特別なときしか出ませんが、こちらがマングローブ蟹。食べ応えあります。味は普通に蟹です。

主食はタロイモ

パラオの主食はタロイモ。今でこそパンやコメが輸入されてますが、小さな区画の畑で手もかからず育つタロイモは、古くからパラオ人のお腹を満たしてきた大切な主食です。大きくわけて、黄色と紫、薄紫の3種類があります。個人的には薄紫のモチモチ感が好きです。

ビルン

今や広く栽培されてるキャッサバはパラオにも大航海時代に入ってきました。現在は市民権を得て、ほぼ伝統食となっています。茹でてそのままでも食べるし、写真の「ビルン」は、キャッサバを蒸して練って餅状にしてココナッツなどで味付けし、バナナの葉っぱで包んだものです。タロイモ以外の主食です。現地では「キャッサバ」という名前はあまり馴染みがないようで「タピオカ」と呼んでいます。

タロイモの葉のスープ

タロイモの葉をココナッツミルクで煮たスープです。ベースに魚系を入れて出汁がでるようにしているので、日本人の口にはかなり合うと思います。

伊藤洋美

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