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「忍者好き社員」見つけイベント成功!? エイベックスの人材DBはエンタメ変えるか?

3/23(土) 7:10配信

NIKKEI STYLE

音楽大手のエイベックスは2016年、クラウドによる人材管理サービス「カオナビ」を導入した。当初は社員の職務を見える化する狙いだったが、趣味や将来の夢といった個人的な情報も取り入れ、チームで仕事をしやすい環境づくりに役立てている。人工知能(AI)やクラウドなどの最新テクノロジーを人事に利用する「HRテック」に、エンターテインメント業界はどんな可能性をみているのか。小川尚信・CEO直轄本部戦略人事ユニットマネージャーに聞いた。

■「適材適所」は人を知ることから

――なぜHRテックを取り入れたのですか。

「当社が事業を広げるにつれ、グループ会社も含めて社員は急増し、それぞれがどういう人なのかを知るのが難しくなっていました。15年から子会社の再編や業務の見直しといった構造改革を始めるにあたって、社員のことを知らないままでは適材適所の配置はできないということになり、社員を見える化するためにカオナビを導入しました。社員の経歴やスキル、人事評価など様々なデータを顔写真とともに登録し、考課の効率化や人材の育成・配置などに利用する人材管理システムです」

「導入したのは16年12月で、現在はグループ会社のアルバイトも含めて約1900人が対象です。エンタメ業界はアーティストを売り出したり、イベントを開いたり、人が中心となって動く業界です。個人のスキルや経歴、職歴、人脈などが業務の成否に大きく関わってきます。人材を生かす意味でも、社員のことを知る必要があったのです」

――どんな情報を入れているのですか。

「年齢や学歴といったプロフィル、スキルや職歴など基礎情報のほか、担当しているアーティストや専門分野といった仕事関連の情報、人事評価やグレード、仕事での目標、異動希望などを登録しています。特技や趣味、かなえたい夢、現在興味があることといった個人的な情報も登録してもらっているのが特徴です」

「こうした情報を登録するための質問項目などを自由に作り込める一方、シンプルで無駄な機能がついていない点が当社に合っていると考え、カオナビのシステムを選びました。HRテックの導入は初めてでしたが、そういうフェーズにも合っていたと思います」

――個人的な情報の登録をためらう人はいなかったですか。

「最初は『どこまで入力していいのか分からない』といった声もありました。たとえば、健康状態とか家庭の事情なども登録してもらうのですが、これは転勤や勤務形態などの判断に生かすためで『その情報には上司と人事しかアクセスできません』としっかり伝え、安心してもらいました」

「当社は創業者である松浦勝人会長に対する社員のリスペクトが大きい会社です。松浦会長(当時は社長)に『積極的にカオナビに書き込んで。人事で使うよ』といった社内アナウンスもしてもらいました」

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最終更新:3/23(土) 7:10
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