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中島翔哉が際立つも、新鮮味が減少した森保Jは停滞感を打破すべき

3/23(土) 17:42配信

webスポルティーバ

 日本代表にとっては、アジアカップ以来、約1カ月半ぶりの試合である。

 決勝まで駒を進めたとはいえ、アジアカップでの試合内容は、おおむね芳しいものではなかった。昨秋、森保一監督が就任し、いきなり親善試合3連勝(トータル4勝1分け)でスタートした当時の勢いは失われていた。

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 それだけに今回のコロンビア戦は、どういう形でアジアカップ後のリスタートを切るのかを興味深く見ていたが、前半こそ昨秋を思い出させるような、いいリズムで試合を進めたものの、逆に後半は押し込まれる時間が続き、結果、0-1で敗れた。

 キャプテンを務めたMF柴崎岳(ヘタフェ)は、「前から(守備に)行くのは悪くない。それがハマっている部分はあった」と振り返りつつも、後半に入ると、「選手の距離感が、前半より広くなった。自分たちの(プレーの)強度が落ちたところはある」と語り、こう続けた。

「前半の強度を(後半も)継続していかないといけない。(ゴール前で守備をする)最終局面になると、(W杯の)ベルギー戦のように、どうしても今は脆いところがある。なるべく高い位置でボールを奪いたい。それを11人が続けられる強度を持つ必要がある」

 柴崎の言うとおりだろう。

 前半は、チーム全体がコンパクトな状態を保つことで、常にボールにプレッシャーをかけ続けられたため、中盤でボールを奪い、そのままの勢いで一気に攻め切ることができていた。

 しかし、後半に入ると、ボールの出どころを抑えられなくなり、DFが自陣ゴールに向かってプレーさせられることが多くなった。

 シュートブロックがハンドとなり、PKを与えってしまった失点自体は、確かに不運な部分もあった。だが、「失点の場面だけにフォーカスされがちだが、前兆はあった」と柴崎。そこに至る試合の流れを考えれば、生まれるべくして生まれた失点とも言えるだろう。

 前半の流れが悪くなかっただけに、後半の試合の入りが緩んでしまったのか。あるいは、選手交代も含め、修正を加えてきたコロンビアに対応できなかったのか。

 いずれにしても、前半に比べ、後半の試合内容が悪化したのは間違いない。さらに言えば、前半の内容にしても、昨秋のコスタリカ戦やウルグアイ戦などに比べれば、粗さが目立った。2列目の南野拓実(ザルツブルク)、堂安律(フローニンゲン)、中島翔哉(アル・ドゥハイル)といった顔ぶれもすでに見慣れ、新鮮さが失われた面はあるにしても、物足りなさを感じたのは確かだ。

 とはいえ、2022年W杯本番を見据えれば、先はまだ長い。結果的に思うような成果が得られなかったとしても、現段階でいろんなことを試してみるのは、悪いことではない。

 その点で言えば、意味のある試合だったのではないだろうか。

 アジアカップでは、采配に疑問を感じることも多かった森保監督だが、就任以来、全般的には可能性のありそうな選手を幅広く選び、使っている。そんな印象は、コロンビア戦でも変わることはなかった。

 今回の日本代表メンバーにしても、すでに実力がわかっているDF吉田麻也(サウサンプトン)、DF酒井宏樹(マルセイユ)といった実績のある選手を外す一方で、DF畠中慎之輔(横浜F・マリノス)、DF安西幸輝(鹿島アントラーズ)といった、Jリーグで好パフォーマンスを見せる新顔を加えている。

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