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星稜・奥川恭伸が“田中将大の再来”と言われる4つの理由

3/24(日) 7:31配信

週刊ベースボールONLINE

目指すのは「賢いピッチャー」

 最後に、最も必要なエースとしての「自覚」。

 星稜高・山下智将部長は「冬場の練習の成果」と証言する。トレーニング機器の「エルゴメーター」では500メートル40秒の設定タイムに対して、奥川は30秒台をたたき出すという。「1本終われば、5分ほど立ち上がれないんですが、奥川は2本続けてやる」と、山下部長は目を丸くさせた。

 昨年、銅メダルを獲得したU-18代表での経験も大きく「疲れた表情で戻ってくるかと思ったら、ニコニコして宮崎から帰ってきたんです。経験してきたことをチームに落とし込んでくれた」と、人間的な部分の成長も明かしてくれた。

 奥川は「賢いピッチャー」「大人のピッチャー」を目指しているという。履正社高との初戦はまさしく有言実行。17歳にして、この完成度は「新怪物」と呼ぶにふさわしかった。試合後は「喜ぶのは今日まで。明日以降は引き締めていきたい」と、すっかり、高校生を超越したオーラを発していた。2回戦以降の投球からも見逃せない。

文=岡本朋祐 写真=田中慎一郎

週刊ベースボール

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最終更新:8/7(水) 15:29
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