ここから本文です

落合陽一の筑波大「デジタルネイチャー研究室」に潜入!人もお金も集まるイノベーションの源泉とは?

3/24(日) 8:20配信

FINDERS

イノベーションがなかなか生み出せない日本。そんな背景とは逆行し、次々と次世代の発明を生み出す未来志向の「デジタルネイチャー研究室」(筑波大学)が注目を集めている。

主宰するのは、研究者、大学教員、メディアアーティスト、実業家など数多くの肩書きを持ち、国内外問わず脚光を浴びる落合陽一氏だ。

米国や欧州では、新たな創造プロセスを生む大学と企業の提携による「オープンサイエンス」が進んでいると言われている。だが、日本では、産学連携の予算規模は拡大しているものの、その投資の多くは海外の大学に流れているのが現状(※)。落合氏のように、自ら会社を起ち上げて、企業と国内の大学の提携によって研究室を運営するスタイルは稀だ。

ちなみに、なんとこのデジタルネイチャー研究室に、FINDERS編集長・米田の従兄弟違い(従兄弟の息子)が在籍していることが発覚(笑)。

ということで、人もお金も集まり、社会実装するためのイノベーションについて話を聞くべく、急遽、研究室のある筑波大学で落合氏を直撃した。

※文部科学省による参考資料「大学等における産学官連携活動について」より。

落合ラボ生が生み出す、イノベーションの卵とは?

現在、40人の学生が在籍する筑波大学「デジタルネイチャー研究室」。この研究室の大きな特徴は、2015年に落合氏が設立したピクシーダストテクノロジーズ社と筑波大学がテクノロジーをスムーズに社会実装させるための特別共同研究契約を締結している点にある。

まずは同社でエンジニアとして業務をしながら研究室にも在籍する、現在、筑波大学4年生の大峠和基(おおたお・かずき)さんに話を聞いた。

―― マスコミにも数多く登場し、今最も注目度の高い研究者の落合氏が主宰する研究室だけに、配属を希望する学生は多いと思いますが、どんな選抜が行われているのですか?

大峠:僕は別の高専から3年次に編入して研究室に入りましたが、前の研究室での実績が評価されたかたちです。1年生の場合は、論文を読んでどんなテーマが好きなのかを落合先生とディスカッションしながら選抜されます。落合先生としては、好きなことに100%取り組めるような人材を選んでいらっしゃるようです。

―― 実は、僕の従兄弟違いが現在、筑波大学の1年生で、デジタルネイチャー研究室に在籍していて、彼の「semi-Cannon」という研究発表を落合先生がツイッターでリツイートしているのを見て知りました(笑)。親戚ながら、セミに電気を流して鳴き声を制御するなんて奇抜で面白い発想だと思いますが、デジタルネイチャー研究室ではどんな研究が行われているのですか?

1/6ページ

最終更新:3/24(日) 8:20
FINDERS

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事