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社会不安障害という現代の病。社会生活で不安を感じたときの対処法

3/24(日) 21:21配信

ハーパーズ バザー・オンライン

 お付き合いやパーティへ出かけるのが大好きな人がいる一方で、それが何よりも苦手な人もいる。社会生活は居心地が悪く、神経質にさせるからそれをわざと避けているのであれば、あなたは社会不安障害に悩まされているのかもしれない。
 心理学者であり、認知行動セラピストのアナ・アルブライトは、社会不安障害の典型的な兆候やその克服法についての真相を話してくれた。

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社会不安障害とは?

社会不安障害に苦しむ誰もが、以下に挙げるような兆候のいくつか、またはすべてが当てはまるかもしれない。思考の混乱は言うまでもなく、例えば、社会参加活動の予定への大きな不安、心臓の高鳴り、手に汗をかく、めまい、お腹の具合が悪くなる、などだ。

社会不安障害とは、あなたが誰かに初めて会うときや人前で話をするときに感じる、アドレナリンによる軽い動揺や緊張のことではない。それは、衰弱させられたり、混乱させられたりするのもので、適切に対処しなければずっと続くものだ。

つねに最後の最後で社交イベントをキャンセルするような友人や同僚がいるならば、彼らが社会不安障害であろうがなかろうが、一度考えてみたほうがいいかもしれない。

社会不安障害のサイン

社会不安障害は、それぞれの人に異なった症状で現れるが、注意すべき点がいくつかある。

・準備のし過ぎ
ある種の儀式的な行動は、しばしば社会不安障害と付随して起こる。社交イベントで起こりそうな筋書きを先取りしたり、他の人たちが言いそうなことをずっと考えたり、あなたがどう反応するかをずっと想像したりというのはよくあること。

だけど、頭の中にそうしたシーンを思い浮かべるときは、いつだって不安な気持ちに火を注ぐだけなのだ。準備すればするほど、他の人たちがあなたを「変だ」と思うような何かを言ったり、やったりするのではとさらに心配になる。そしてそれのみならず、不安障害に悩む人々の多くは、汗ばんだ手での握手や手の震えといった不安の印を、相手が気づくのではないかと心配する。

・心の中でのネガティブな対話
たぶん他の招待客の表情を懸命に読み取ろうとするけど、心の中でこんな風なネガティブな対話が渦巻いているだろう。「私ったら変に見えない? 今話しているこの人はこの場から立ち去って、他の誰かと話したいのでは? 汗をかいているように見えるかな? 次に何て言おう?」

・執拗な内省
出席したイベントの後、おそらく自身の振る舞いや、他者にどんな印象を与えたかを評価したい気持ちに駆られるだろう。十中八九、会話を数え切れないほど脳内再生し、さらにはその場にいた人たちに、自分がどう見えたかを確認しさえするだろう。

とはいえ、社会不安障害を抱える人は、自分がそのイベントでどう振る舞ったかを除いて、イベント自体を振り返ることは滅多にない。彼らは、そのイベントで自分だけが奇妙で、そこにふさわしくなかった唯一の人間だと結論づけるのが一般的だ。

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最終更新:3/24(日) 22:02
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