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成功体験がカギ。社会人1年目のビジネスパーソンが大きく「成長」するには

3/24(日) 19:14配信

ライフハッカー[日本版]

仕事の知識

成長するにあたっては、「かけていい時間」と「かけなくていい時間」があるもの。自分で調べるのに時間をかけるよりは、人に聞いたほうが短時間で済ませられることも少なくないわけです。

そして、わからないことがあるとき、人に聞ける人の方が短時間で成長していくものだと著者はいいます。

インターネットでいろいろなことを調べられることもあり、いまの時代は、わからないことをわからないとい追いにくい雰囲気があるのも事実。

しかし、聞いてみればすぐに解決できることは多いわけです。

それにインターネットに出ている情報などは漠然とした一般論であることも少なくなく、仕事に必要な本質的な情報を得られるとは限らないものでもあります。

知識には、「暗黙知」と「形式知」というものがあります。一般化されたものが形式知ですが、形式知で推し量れない、奥深い真髄のことを暗黙知といいます。

そして本当に意味のある情報は、多くの場合、暗黙知であるのです。

「こういう例外もあるから気をつけろ」という経験に基づいた知見や、相手の質問の意図だったり、行間を読んだ上で、「これはこうだよ」と教えてくれたりするものが、本当に価値ある情報なのです。(166ページより)

そうした価値ある情報を引き出すのが「人に聞く」という行為の意義であり、それはとうていインターネットで調べられるようなものではないということ。

形式知が役に立つのは、仕事のほんの表面の部分だけだと思っておく必要があるわけです。

とはいえ、聞く相手と聞く内容は選ぶ必要があります。たとえば、仕事のまったく基本的なことを社長や部長に聞くのはお門違いというもの。

しかし数年上の先輩になら、そうしたことを聞いてもまったく問題はありません。

入社1年目は、どんな基本的なことでも聞いて恥ずかしくない時期。身近な人に聞くことは、新人の特権ともいえるのです。

入社2年目になったら、自分で少しは調べたうえで、それでもわからないことを聞くようにするべき。

「ここまで自分で調べたのですが、ここから先がわからないので教えてください」という聞き方をするわけです。そうすれば尋ねられたほうも、「がんばっているな、教えてやろう」と思ってくれるもの。

入社3年目になったら、そこからもう一歩進み、「自分はこう考えているのですが、このやり方で合っていますか?」というように、「自分の考えをまとめてぶつけてみる」といった聞き方が必要になってくるといいます。

相談に近い形になりますが、聞かれたほうも「頼りにされている」と感じ、悪い気はしないものです。

質問をするときはポイントを押さえることが必要ですが、それができるようになるには、「聞く」ことの場数を踏むこともまた必要。

だからこそ、新人のことはどんどん聞くべきだということです。

ポイントを押さえるとは、本当に自分が知りたいことを、具体的に、ピンポイントで聞くということです。そうすれば相手も答えやすいはずです。

そうでなければ、どこから説明していいかわかりません。

ポイントを押さえて、「だからあなたに聞きたい」という点が見えたときに、ああそうかと、気持ちよく教えてくれるのです。(169ページより)

そうでなくとも、聞いてくる人を邪険に扱う人はいないもの。頼りにされていやな気分になる人はいないのですから。

だから、どんどん聞いていいということなのです。(165ページより)

「仕事とはなにか?」と問われたら、著者は「人生そのもの」と答えるそうです。そもそも多くの人は、人生の大半の時間を仕事に費やすもの。

だとすれば、その時間がつまらなければ、人生そのものがつらく苦しいものになってしまいます。

しかし仕事は、人生に必要なことをすべて教えてくれるものです。プライベートにも活かせる人間の本質や道理を学ぶことができ、自身を成長させ、人生を充実したものにしてくれるということ。

そうであるからこそ、奥深い仕事の世界にどっぷりつかってみるべきだと著者は主張するのです。

社会人になって、あるいはなろうとしているタイミングで迷いを感じている方にとって、本書は参考になることでしょう。

Photo: 印南敦史

Source: クロスメディア・パブリッシング

印南敦史

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最終更新:3/24(日) 19:14
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