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【現地発】メッシが「パーフェクト」と称賛したバルベルデ監督。歴代指揮官となにが違うのか?

3/24(日) 10:33配信

SOCCER DIGEST Web

エースと指揮官が良好な関係を保つ。

 リオネル・メッシが監督の采配に言及することはほとんどない。バルセロナにおいてもアルゼンチン代表においてもそれは同様だ。

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 そのメッシが自らハットトリックを達成したラ・リーガ28節のベティス戦(4-1)の直後に、エルネスト・バルベルデ監督の采配に言及した。中盤を1枚増やした4-4-2システムを採用したおかげで難敵のベティス相手に試合をコントロールすることができたと、そのゲームプランを「パーフェクト」という表現で褒め称えたのだ。

 このスーパースターは今シーズン、攻撃のリーダーとして、キャプテンとして、ますます成熟した姿を見せている。その活躍を後押ししているのが、この指揮官との良好な関係性だ。

 バルベルデは自らの存在を誇示したり、功績を強調したりすることはない。ヨハン・クライフやジョゼップ・グアルディオラのように自らの戦術コンセプトを前面に押し出してアピールすることもなければ、ルイス・エンリケのトリデンテ(MSN)のように目玉を掲げることもない。

 敵、味方を問わず常にリスペクトを払い、公の場における振る舞いも自然体で控えめだ。ただひたすら目先の勝利を最優先して選手の能力を最大限に引き出すこと、それがこの指揮官の原点になっている。

 メッシに対してもそれは同様で、歴代監督のように記者会見で大げさに背番号10を持ち上げるような発言をすることはない。大エースがバルベルデに惹かれているのは、まさにそんな実直で謙虚な性格にある。
 
 バルサはメッシ中心のチームと言われて久しい。もちろんそれは、カルレス・プジョール、ビクトル・バルデス、シャビ、アンドレス・イニエスタとバルサを支えてきた重鎮が続々と退団し、責任が増したことにも関係がある。

 メッシは「7番」、「ファルソ・デランテーロ(偽の9番)」、「トリデンテの一角」と役割を変えながら、デビュー以来、一貫して攻撃の中心役を担ってきた。そして、今シーズンは、以前にも増してリーダーとしての自覚と覚悟に溢れている。昨年8月のジョアン・ガンペール杯での「チャンピオンズ・リーグ奪還宣言」はそのひとつと言えるだろう。

 バルベルデが的確にゲームプランを構築し、その指揮官の全幅の信頼の下にメッシが攻撃の支配者としてチームを牽引する。それが3冠に突き進んでいる現在のバルサの強さの根底にある。

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最終更新:3/24(日) 21:47
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