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引越しを成功させる6つのステップ、予約の取れない家政婦が解説

3/24(日) 6:01配信

ダイヤモンド・オンライン

 家事代行サービス「タスカジ」の中でも、“予約の取れない家政婦”として大人気の「家族の片づけコンサルタント」seaさん。22年に及ぶ家事代行サービス歴で身につけた整理収納術で、家族と住まいの問題に切り込みます。この季節に多い引っ越しですが、引っ越し後になかなか片づけられなくて苦労している人は少なくありません。しかし、実はいくつかのステップに沿って準備や片づけを進めるだけで、意外と簡単に快適な生活をスタートさせることができます。そこで今回は、引っ越しを成功させるための6つのステップを、seaさんが解説します!

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● 業者に“他人まかせ”の 引っ越し作業が生む失敗

 「これだけ物がたくさんあると、どこにどれだけ納まるのかイメージできないんですよ。新居はクローゼットが小さいから衣類があふれちゃう気もするし、かといって今から何か収納を買い足すのも無駄になりそうで嫌だし、何も決められなくて」

 Aさんは40代のワーキングマザー。夫と小学校1年生の息子の3人家族で、多忙な中での引っ越し準備に途方に暮れていました。家具の場所もまだ決めかねているようです。

 異動や入学・進学などで引っ越しの増えるこの季節。多くのケースを見るに、うまくいく引っ越しとそうでない引っ越しの違いは「依頼者自身がイニシアチブを握れているか」という点に尽きます。

 かつてサポートした別のお宅では、なぜここにこの家具が…?なぜこの箱がここに…?とお尋ねするたびに「引っ越し屋さんがそうしたから」という答えが返ってきました。

 「彼らもプロでしょう?おまかせすれば経験である程度判断してくれると思っていたんですよね…」

 引っ越して3年がたっていました。せっかく購入した住まいなのに、不本意な状態であっという間に3年が経過してしまっていたとしたら本当にもったいないですよね。

 引っ越し業者は非常に優秀なプロですが、指示があってこそ力を発揮できるアシスタント的なポジション。引っ越し作業全体のコントロールは依頼する本人がしっかり握っている必要があります。そこで今回は、効率の良い引っ越しの具体的な方法を、Aさんのケースを元にステップを追って説明していきます。

 なお、元になる考え方は前回(「引越し後に部屋が散らかる人は「荷造り」に75%原因がある」)くわしく説明していますので、あわせてご覧ください。

 <引っ越し前に行うこと>
1)各部屋について、誰が、どのように過ごす場所なのか決める
2)新居と家具を採寸する
3)大きな家具の配置を決める
4)荷物を詰める

 <引っ越し日とそれ以降に行うこと>
5)すぐに使うものから荷物を解く
6)事前の計画と実生活のギャップを調整する

 それでは、順を追ってくわしく見ていきましょう。

● 「引っ越し前」に行うこと 荷造り前に新居の使い方をしっかりイメージする

 1)各部屋について、誰が、どのように過ごす場所なのか決める

 新居の間取り図を見ながら、各部屋の使い方をイメージします。頭で考えるだけではなく、実際にエリアを書き込んでいきます。このとき忘れないようにしたいのが「ストック品管理エリアの確保」。消耗品ストックの定位置だけでなく、シーズンの飾り物の置き場所や後述する「長期保管品」の「逃し場所」にもなります。ここを考えておくことで新居が開かずの段ボール箱で埋め尽くされる危険がかなり低くなります。

 Aさんの場合、廊下の大型収納はクローゼットとしても利用可能でしたが、思い切ってストック品の管理エリアに充てることにしました(図参照)。

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