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AirPodsやワイヤレスヘッドフォンはガンを引き起こす? 健康上で深刻な懸念が表明された

3/25(月) 18:22配信

ハーパーズ バザー・オンライン

先日、フリーランスライターのマーカム・ハイドが『Medium』に書いたAirPodsや同様のワイヤレスブルートゥースヘッドフォンの安全性を検証した記事に、テクノロジーファンは不安になった。オンラインで弾みがつき、他のニュースメディアでもカバーされたその記事は、ある疑問について探求したものだった。それは、AirPodsはガンを引き起こすのか、ということ。答えは単純なものではない。そこで、以下に分析してみよう。

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原稿の中で、ハイドは、コロラド・スプリングスにあるコロラド大学生物化学教授ジェリー・フィリップスと話をしている。教授は「AirPodsで私が気になるのは、外耳道にAirPodsを装着することで頭の組織を比較的高レベルの高周波放射線にさらしていることです」

しかし、フィリップスはそのリスクはAirPodsだけに限ったことではなく、高周波で作動するテクノロジーはすべて「人間の健康や発達に潜在的懸念がある」という証拠があることを明確にしている。その中には携帯電話やコードレスフォン、携帯タワー、ラジオ、WiFiなどいろいろなものが含まれるかもしれない。

フィリップスは、2015年に国連と世界保健機構に、「非電離の電磁場(EMF)にますます晒されていることからの保護やさらなる研究を求める嘆願書にサインした40ヵ国以上の約250人の科学者のうちのひとり。もともとは2015年5月11日にリリースされ、2019年1月1日に修正されたその嘆願書でも、人間や動物の健康と環境に対してリスクがあると述べている。

アメリカの国立環境衛生科学研究所によると、EMFとは「目には見えないエネルギー領域で、放射線と呼ばれることが多いが、電力や、様々な形の自然および人口照明の使用と関連している」という。嘆願書は、EMFに晒されることの悪い副作用として「ガンのリスクの上昇、細胞ストレス、有害なフリーラジカルの増加、遺伝子損傷、生殖器系の構造と機能の変化、学習および記憶障害、神経障害、人間の健康の全般的なウェルビーイングに対する悪影響」などが含まれる可能性があると警告している。

また国立環境衛生科学研究所は、EMFは2つのグループに分けられることも付け加えている。非電離(非イオン化された)の「一般的には人間に無害と感が得られている低レベルの放射線」と、電離(イオン化)の「細胞やDNAにダメージを与える潜在的可能性がある高レベルの放射線」だ。AirPodsのようなワイヤレス機器やブルートゥーステクノロジーから放出される放射線は電離(イオン化)放射線だと、ハイドは書いている。

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