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【60年代の国産スポーツカー 07】日産の初代シルビアは今なお色あせない美しさで魅了する

3/25(月) 12:00配信

Webモーターマガジン

「日産 シルビア(CSP311型 1965年3月発表)」

1961~70年は日本の近代スポーツカーが飛躍的に進化した10年だった。この時代に矢継ぎ早に投入された新型スポーツカーは、まさに日本の自動車技術の進化の歴史と言っていい。そしてこの時代のスポーツカーは多くがモータースポーツの世界でも活躍した。そんな飛躍の10年を彩ったマシンを振り返ってみる。第7回は「日産 シルビア」だ。

日産ヘリテージコレクションは名車の宝箱だった

フェアレディ1600のシャシに、手叩きでしか作れなかった流麗な2座クーペボディを架装した国産スペシャリティカーの元祖的存在が初代シルビアだ。

1964年の東京モーターショーで「ダットサンクーペ1500」として出品され、翌65年4月に発売された。当時の日本車としてはかなり先進的なスタイリングで、BMW507のデザインを手がけたアメリカのアルブレヒト・ゲルツのアドバイスを取り入れたと言われている。

エンジンはセドリック用の直4OHV 1.9LのR型をショートストローク化した1.6Lで、SUキャブレターの2連装と9.0の高圧縮比で最高出力90psを発生した。4速MTを介した最高速度は165km/hと発表されている。

インテリアもボディと同様に手作り感覚に満ちたもので、高級感に溢れている。また、ドライビングポジションは低く、このあたりからもピュアスポーツカーであるという位置づけを感じさせる。

当時、フェアレディ1600(SP311)が88万6000円、セドリックスペシャル6が115万円だったことを考えると、初代シルビアの120万円という価格はかなり高かった。高価格のせいもあったのか販売的には振るわず、生産台数は554台のみにとどまっている。

日産シルビア(1965年)主要諸元

・全長×全幅×全高:3985×1510×1275mm ・ホイールベース:2280mm ・車両重量:980kg ・エンジン・型式:直4OHV・R型 ・排気量:1595cc ・最高出力:90ps/6000rpm ・最大トルク:13.5kgm/4000rpm ・サスペンション前/後:ダブルウイッシュボーン/リーフリジッド ・発売当時価格:120.0万円

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最終更新:3/25(月) 12:00
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