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八村塁、元野球少年がイチローに抱いた尊敬の念 「僕は本当に大好きでした」

3/25(月) 15:03配信

THE ANSWER

イチロー引退の日にNCAAトーナメント初戦を迎え、胸中明かす

 米大学バスケットボールのNCAAトーナメント(全米大学選手権)で16強進出を決めた西地区第1シードのゴンザガ大のエース、八村塁。同大学と同じワシントン州に本拠地を置くシアトル・マリナーズで現役引退を発表したイチロー元外野手への尊敬の気持ちを告白している。地元紙「スポークスマン・レビュー」が報じている。

【動画】ドリブルで相手DF2人を切り裂き見事なレイアップ、ゴール下を制圧した八村の圧巻プレーのハイライトシーン

 これは運命だろうか。イチローがアスレチックスとのMLB開幕戦の舞台となった東京ドームで華麗なキャリアに幕を下ろした日、八村とゴンザガ大はソルトレークシティでフェアリー・ディッキンソン大とのNCAAトーナメント初戦を迎えていた。

 富山県出身の八村。小学生時代に投手と捕手を兼任していた、かつての野球少年は背番号51への思いを語った。

「僕は本当に野球選手として大好きでした。彼には個性がありました。すごく謙虚で……彼は子供の頃からすべてを野球のために捧げてきたんじゃないかと思います。彼は野球をすごく愛していた。違うスポーツですが、本当に尊敬しています」

 記事によると、八村はイチローへの尊敬の気持ちをこう明かしたという。八村の豪速球を受けられる捕手がいないという理由で、野球の道を諦め、バスケットを選んだというエピソードの持ち主でもある八村。米国でも巻き起こったレジェンドの引退劇には感情を揺さぶられるものがあった。

「たくさんの人たちが話題にしているのを耳にしていますし、メディアの報道もすごい。会見の話題もすごかった。これだけのメディアの報道の多さを見れば、多くの人が彼に注目していたことがわかります。僕たちにとっても、日本のスポーツの歴史にとっても素晴らしい瞬間でした」

6月のドラフトは1巡目指名濃厚「自分にとっても母国にとってもすごく大きなこと」

 2001年にオリックスからマリナーズに移籍し、史上30人目の3000本安打を達成した天才打者の引退。八村にとっても大きな刺激だ。マーチマッドネスの先には、6月のNBAドラフトで1巡目指名という前人未到の偉業を達成する可能性がある。

「自分にとっても母国にとってもすごく大きなことになると思う。“本物”のNBA選手というのが我々にはいなかった。自分がそうなれば、本当に大きなことになると思います」

 かつて田臥勇太、そして、グリズリーズとツーウェイ契約を結んだ渡邊雄太がNBAでプレーしているが、いずれもドラフト経由ではない。ドラフト後、来年には東京五輪も迫っている。

「すごくワクワクしています。(東京オリンピックは)自分のゴールだったし、それが少しずつ近づいています。僕の国のためにプレーすることが楽しみなんです」

 バスケ界の「ICHIRO」になれるのか――。背番号51から大いなる刺激を受け、「RUI HACHIMURA」が新たな歴史を切り拓く。

THE ANSWER編集部

最終更新:3/26(火) 10:15
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