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改元を利用した「悪質便乗商法」が続出する実態

3/25(月) 6:10配信

東洋経済オンライン

 「平成」が31年4月30日で幕を閉じる。5月1日には現在の皇太子さまが即位し、元号も改まる。天皇陛下御存命中の「退位」は江戸後期の光格天皇以来約200年ぶりで、近代以降では初めてだという。したがって、「昭和」から「平成」への改元は悲しみの中で行われたが、今回は祝福ムードだ。

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 そんな祝福ムードに水を差すような、改元を利用した詐欺や皇室にあやかった悪徳商法が目立っており、金融庁や国民生活センターが消費者に注意を呼びかけている。

■全国銀行協会を装ったキャッシュカード詐取

 2月7日に金融庁が「全国銀行協会等を装い、改元を理由として暗証番号等を記載させる詐欺にご注意!」と題する報道発表を行った。

 全国銀行協会を装い、「元号の改元による銀行法改正について」と題する資料を同封した封書を郵送し、取引金融機関、口座番号、暗証番号などを記載させる詐欺の手口が確認されているという。

 具体的な手口は、 全国銀行協会を装った封書を送りつけ、「元号の改元による銀行法の改正に伴い、全金融機関のキャッシュカードを不正操作防止用キャッシュカードへ変更する手続が必要となります。同封の『キャッシュカード変更申込書』に取引銀行、口座番号、暗証番号を記載し、現在お使いのカードを返送してください」などと指示し、キャッシュカードをだまし取ろうとするものだ。

 金融庁は「全国銀行協会や銀行員が暗証番号等を尋ねることは一切ない」と注意を呼びかけている。

 なお、改元を口実にする以外にも、百貨店(デパート)の社員や警察官などを名乗る電話がかかってきて、「あなたの預金口座が危険にさらされているので、キャッシュカードを新しい物に交換する必要があります。後ほど銀行協会の職員が伺います」と言い残し一回電話を切り、その後、銀行協会職員を名乗る者が訪問してくるような「劇場型」(ドラマのように複数の者が役を演じで消費者をだます)詐欺も見られる。日ごろから注意が必要だ。

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