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【獣医師解説】「認知症」を患う犬が増えている!? 症状と治療法とは?

3/26(火) 19:35配信

いぬのきもち WEB MAGAZINE

動物医療の進歩で犬も高齢化が進み、「認知症」を患う犬が増えて来ています。今回は、犬の認知症の原因や症状になりやすい犬、治療・予防方法について解説します。自宅でのケア方法や認知症に効くサプリメントについてもご紹介するので参考にしてくださいね!

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犬の認知症の症状・治療法とは?
認知症の原因・なりやすい犬とは?

犬も人と同じく認知症(認知機能障害)になることが分かっています。認知症とは、加齢やストレスなどが原因で脳の神経システムのバランスが崩れ、見当識障害などの症状が現れる病気です。

近年は犬も高齢化が進み、11才~15才頃(早いケースでは7才~8才)から認知症の症状が出やすくなると言われています。どの犬種でも発症リスクはありますが、特に柴犬などの日本犬に多いことがわかっています。

認知症の症状・特徴

犬が認知症になると、主に以下のような症状が現れます。

【認知症の特徴的な症状】
・夜中に突然吠える(夜鳴き)/徘徊する
・日中の睡眠時間が増え、昼夜逆転の生活になる
・普通に歩いている途中で何度も家具などにぶつかる
・同じところをグルグルと徘徊する
・排泄が上手くできなくなる(おもらし・そそうなど)
・物事に対する認識力が低下し、反応が悪くなる(名前を呼んでも無反応など)

7才以上の犬でこのような症状が出たら、まずは認知症を疑って早めに動物病院を受診してください。もし認知症でなくても、脳や神経の病気を患っている可能性があります。“単なる老化現象”と放置するのはやめましょう!

認知症の治療法や効果的な薬はあるの?

犬の認知症の治療では、食事管理(食事療法)や薬物療法、生活習慣の改善などを行うのが一般的です。薬物治療については、初期段階であれば症状の改善が見られるケースもありますが、現時点では特効薬のようなものはないと言われています。

また、夜鳴きや深夜の徘徊の改善のために、鎮静剤や麻酔薬を使用することもあります。しかし、結果的に認知症を進行させる原因となる場合もあるので、獣医師とよく相談してから決断するようにしましょう。

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